『カラダが硬い人のための らくヨガ入門』。

カラダが硬い人のための らくヨガ入門 基本のコツと50のポーズ (コツがわかる本!)

カラダが硬い人のための らくヨガ入門 基本のコツと50のポーズ (コツがわかる本!)

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鋭意実践中、である。
ランニングや登山後のストレッチも兼ねて始めたんであるが、関係ない日でも、
日課としてやっている。おかげさまで心身ともに調子が良い…ような気がする。
まあ、「気がする」いうのが非常に大事なわけなんであるが。
ちまたのヨガ教室のリーフレットやら、一般のヨガ教本などを見ると、あたかも
全身ゴム人間のような人が、知恵の輪のように複雑なポーズを決められてて、
「そんなんできっかよ!」と、やる前から白旗を揚げてしまう始末であるが。
この本は良い。まず題名からして安心感を与えてくれる。まんまと乗って購入した。
またすべてが「一般人」の目線であり、モティベーションを持続させてくれる。
自分も、もの教えるとき、こういうところに気をつけないかんのかなあ、と反省。
そうそう、教えるといえば・・・・・
前に書いたかもしれんが、ヨガというと自分の小学校二年生の時の先生を思い出す。
一年生の時の女の先生が急に産休かなんかで休まはって、そのかわりに担任された
おじいさん(当時の印象)の先生だったのだが。小学校二年生をつかまえて、授業の合間、
ヨガの呼吸法とか、チャクラとか、オーラとか、右中間もとい宇宙観とかを説いてはった。
授業は全く覚えてへんけど、それらの教えは強烈に印象に残り、今の自分の人生観にさえ
影響を与えているかもしれん。今から思えば無茶苦茶な先生だった(いい先生だったが)。
教育とは、有意義でもあり、恐ろしくもある仕事、その事実を改めて思う次第だ。
でも、今流行の『スタンフォードの自分を変える教室』だったか(未読だが)。あれでは、
ばっちり「呼吸法」てのがとりあげられているらしい。それが今各界で大ウケなわけだから。
それは「ヨガ先生」の教えと寸分違わない。ようやく時代の方が先生に追いついてきた形か。
というわけで、先生の教えも温めつつ、最先端のスタンフォード式も気取りつつ、
今日もカラダの硬い人がヨガに励んでおりますよ。
そうそう、先日「ヤシの木+深い椅子のポーズ」をやっていたら…

(↑こんなの(写真はイメージです))
ねこに「ぽん」と腰の上に乗られた。「おお、こんなとこに椅子が」と思わせるほどの
完璧な椅子ができてたのかと自負する反面。あの巨体に乗られると正直、腰に来た。
いやはや、宇宙との一体化への道の半ばに、ねことの一体化という難関があったとは。
まさにヨガの道険し。

(乗ったった)