観戦記・日本vsコートジボワール。

ううう・・・
がわわ・・・
と、呻いていても仕方がない。そうなってしまったものは、なってしまったのだ。
皆さんは、どこであれ(もう代名詞で言うしかないが)をご覧になっていたでしょうか。
自分は、初めてパブリック・ビューイングなるものに参加したのである。
始まるまでのぐだぐだ感(場内企画のぐだぐださが主原因)と、始まってからの一体感。
そのコントラストが面白かった。それを「日本代表を観に行った」と言っていいかわからんが、
ともかく「日本代表初観戦」であったので、いつも耳慣れた応援歌を声高らかに歌い上げる
その機会は、とても得難いものであった。ところで耳慣れた、とはいっても、あまりしっかり
聞こえているとはいえなかったのであろう。自分は、あの今一番使われる応援歌が、
「おーーーー、ニイッポーーン、ニイッポン、ニイッポン、ニイッポーン」と思ってたが、
昨日の「応援指導」によると、「おー、バモ日本、日本、日本、バモ日本…」だそうである。
語学にうるさいヨメからツッコミが入っていたが、詳細な由来や意味は、よくわからない。
結果は残念であったが、あの時の一瞬の盛り上がりと、知らない人と抱き合い感激を分かち合った
経験は一生忘れられないだろう。あの時は本当にスカッとした。思えばあの時が一番…ぐぐ。
あとは、ご承知のとおりである。しかし、彼が入ってああなってああなった時の、まあ、前者は
仕方ないとして、後者に至るまでのばたばたぶりは、もう少しどうにかならなかったのであろうか。
8年前の豪州戦をVTRで見ているようであった。あそこで落ち着いて立て直す成熟ぶりを観たかったが。
それはやはり難しいのか。それとやっぱ、日本にはがちがちに守るサッカーしかないのであろうか。
と、相変わらず代名詞だらけの文で申し訳ない。まだまだ、直視をできていないのかもしれない。
しかしまあ、まだ終わっていない。残り二戦でどう盛り返すか。重ねて言うが、成熟ぶりを観たい。
選手にも切り替えて欲しいし、自分も切り替えて行きたい。
ところが、困ったことが二つある。こうなってしまった以上、コロンビア戦がガチの闘いになった。
ヨメがお世話になってきて、またこれからもお世話になる国であるので、どうにも複雑なのだ。
できれば、日本コロンビアとも予選突破を決めてから当たって欲しいと思う、とは前にも書いた。
しかしそれもかなわなくなった。自分にとっての「親善試合」とはいかなくなってしまった。
いや、もう一つ「親善試合」になるなり方があるのであるが…、それはどうにも幸せではないですな。
もうひとつ困ったことは。手拍子しすぎたか、或いはあの一瞬の歓びでハイタッチしまくったからか、
指が突き指したみたいに腫れ上がってしまったことだ。疲労骨折に近い状態か、または血行不良か。
なんともやわであることか。もしくはハイタッチが原因だとすれば、その昔「珍プレー好プレー」で
何度か流れた、「ブーマーとハイタッチして脱臼した門田」とかわらないな、これは(オタク)。
まあ、ギリシア戦までには、指の傷も心の傷も、癒えているだろうか。戦いは続く。