今笑わないと笑うとこないよ。

む。
輝く我が謎、もとい輝く我が名ぞ阪神タイガース。いつもながら好調の四月。
だが、今まで再三騙されてきたので、すっかり疑心暗鬼に陥っており。
はいはい。どうせ交流戦で失速するんやろ。好調なのも今だけや。
どうせ巨人に泳がされているだけやろ、と。なかなか素直になれない自分。
前半ぶっちぎっていて「少しは負けないと面白くない」とか傲慢に思ってたが、
新井さんの腰がいってもたら、同時に優勝もいってもた2008年の悪夢。
最後のマッチレースとなった際、指揮官がてんぱって謎な采配を連発し、
「名将」に差されてしまった1992年の怒り。それらがふつふつと蘇ってくる。
今年も好調な中にも、ちらほらおかしい判断が見られるので。むむう。
というか、しっかり観ているやないか自分。苦笑することしきりだ。
当日記を見返すと、ちょうど同じくらいの時期に浮かれた記事を書いている。
だども結果は…。確かに今はいい。しかし幸せが怖い。トラウマを拭い去れない。
ほんま阪神ファンやってると、ややこしい精神構造になってくるなあ…
ただまあ、最近ではヤケクソになってきてるというか、「今喜ばんでいつ喜ぶ」と。
呪縛から自らを解放し、のびのびと見ちゃうこととしてしまってもいる。
先日も現地に行ってき、六甲颪を熱唱してきた。て、やっぱり観てるやん自分(笑)。
福留と西岡の衝突は、西岡には可哀想だったけど。怪我の功名と言うか。
上本が急成長を遂げ。生え抜き、外国人、外部招聘選手のバランスが実によくなった。
攻撃のバリエーションも増え、観ていて楽しくなってきた感がある。
好調ゴメスも、外角スライダーにバットが止まる「当たり外国人」のようであるし。
星野伸之を思わせる新人左腕・岩崎の粘りのピッチングも特筆に値する。
オ・スンファンもどうにかはまっているし。これで二人くらいイキのいい若手投手が
出てくれば。もしかして、もしかする… ぶるぶる、騙されん、騙されんぞ。