Road to 大阪城「Moulin新たなる挑戦」。

梅雨入り宣言すると、いきなり晴れの日が多くなりますな。そういうものか。
で、梅雨に入っただの入らないだのの話をしている折、全く想像できないのだが。
この暮れの恒例「一万人の第九」、エントリーが既に始まっている。なんてことだ。
早速申込み。今年はテノールにしてみた。浮気と言われればそうなってしまうんだろうが。
他の局面で浮気など到底できたもんではないので、たまにはいいだろう。て何を開き直る。
ずーっとバスだった自分。テノールさんが歌うのを隣で聴いてて、そのよく言えば軽やかさ、
わるく言えばえげつなさに、羨望を抱いていた。その変化のある旋律も気に入っていた。
ただバスが気に入らないわけではないし、その重要な役割もわかっているつもりであるし、
バスもまだまだ極めたわけではないのに、何を中途半端な、と言われると言葉に窮するが。
敢えてテノールをやることで、テノールの立場から見ることで、逆にバスの奥深さも
今後わかってくるのではないかと。そのうえで、再びバスをやればもっといい仕事が
できるんではないかと思う。加えて、「下支え」のバスに対し、「橋渡し」のテノール
第九の中で、また違った役割を担うことによって、第九全体の理解も、また違ってこよう。
ただ、ただでさえ地声が低目な自分に、高い声が出るのか?というのも甚だ疑問だが。
「迷ったら前へ」という星野仙一の言葉に背中を押され、えいっと申し込んでしまった。
だから失敗したら星野仙一のせいだ(おい)
しかしまあ、今年は何かの(おそらくは佐渡御大の)都合で、えらく早く始まるのだ。
初回いきなり旅行で休んでしまうし、夏の間は、予定が立て込んでいるので正直つらい。
再三述べているように、3回休んだらクビなので、秋口には「もう一敗もできない」状況に
追い込まれていそうだが。これも、自らを育てる試練とみなし、闘ってゆく所存だ。
とりあえず、今晩からは裏声の練習だ。らららー。
*****
<本日の言葉>
「迷ったら前へ。苦しかったら前に。つらかったら前に。
 後悔するのはそのあと、そのずっと後でいい。」
                    星野 仙一




しかし正直、もうすでに後悔しはじめている。おおそうか。