燃えろWBC、2。

先日、一回目のオランダ戦での爆勝(火蓋を切ったのは、鳥谷!と強調)とそして、
二回目のオランダ戦での尻に火がつきつつの勝利でもって、日本は決勝ラウンドへ。
華がないとか主役がいないとかいろいろ言われていたが、一丸となり一戦一戦強くなってる。
なんでオランダと二回やらねばならないのか、という相変わらずの疑問多きシステム。
(下手したら決勝でまたやらないといけない)
疑問と言えば、日本首脳陣の采配にも疑問が多かったりなど、思うところはいろいろある。
が、何をおいても、とにかく日本代表があのサンフランシスコ・AT&T Parkで試合をする。
(参考)
http://d.hatena.ne.jp/Moulin/20080826
http://d.hatena.ne.jp/Moulin/20121025
その事実だけでも鳥肌ものである。これは絶対に絶対に見逃せない。いやあ夢があるなあ。
おお私には見えるぞ。米国観衆を黙らせる、鳥谷のスプラッシュ・ヒット(注)が。
(注:ライト後方の海に入るホームラン)
そして贅沢を言えば二試合やって欲しいなあ。ただ、優勝の行方については正直悩む。
日本には頑張って欲しいが、日本が三連覇したら、WBC自体がなくなっちまわないかと心配。
いろいろ問題点の多い大会だが、子供の頃、ありもしない「日本代表チーム」を妄想したり
ゲームで作ったりするのみを楽しんでいた野球オタクとしては、やはりこの機会はあって欲しい。
やっぱ米国が一回くらい優勝しとかないかんのやないやろうか。利益の米国による独占とか、
米国に都合のいいルール変更とか、大リーグ選手の相次ぐ辞退とか、腹立つ点は多々あるのだが、
少なくとも、それをすべて飲み込んで今出場している米国選手は、ほんま好選手ばかりである。
PTAの役員か、いうくらい皆がやりたがらずたらい回しし、さりとて報いも少ない役だ。
そんなんをやっているくらいだから、やはり人格者も多いし。四番のマウアーとか典型だろう。
これは応援したい。日本と当たったらどうしよう、と今から心配しているが、余計な心配か。
ま、そんな心配などする暇がないくらいの好試合を期待する。前の台湾戦みたいに、ね。
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<本日のおまけ>
地上波は画像がきれいだが、某タレントが解説者気取りなのが耐えられない。
CSは落ち着いた解説は流石なのだが、画像がいまいち。さあどっちにすれば、と再三悩んでた。
概ねはCSにするのだが、蘭国戦では、桑田真澄さんの解説をどうしても聞きたかったので、
耐えて地上波を観ようと見始めた。ところが、心なしか某タレントの露出が減っていた気がする。
これくらいなら十分許容範囲だ(前は超えていた)。おそらく自分と同様のことを思っていた人が
あまりに多く、それが何かを動かしたのではないかと想像する。想像だけど、ね。
しかしそんなことはどっちでもよくて。桑田さんの解説は最高やわ。