初、がん健診。

四十路の声をまもなく聞く自分。自分でも信じられんが。
ということで市より、がん健診の案内がきたので行ってきた。
胃がん、肺がん、大腸がん、のトリプルプレーであるよ。自分は職場でやる機会がないので(ここ突っ込むところか)、本格的ながん健診は初めてであった。
いうても去年、人間ドックはやったわけだが。そいうお客さん、として受ける健診とはまた勝手が違った。容赦なかった。
肺がんは普通のレントゲンであるし、ケンベン経験豊富な?自分にとっては大腸がんもなんとかこなせたが。
胃がんがねえ…。この歳にしての初バリウムは印象的だった。
ヨメから「紙粘土飲むような感じ」とビビらされていたが、実際の感想は「ぬるくて不味いマックシェイク」だった。
しかし、バリウムそれ自体より、後の撮影時、ぐるぐる回される方がよりきつかった。
頭を下に逆さにされた時、これは何かに似てるな…と思ったが、今思い出した。
江頭の倒立だよこれ。
検査後は、所謂「白ウン自ずから去来す」を楽しみにしていたが、腹のゆるい自分は下剤がききすぎ、そういうこともなく、面白味に欠けた。
とまれ、散々な検査体験であったが、これも「不惑」の気概を身に付ける上の試練、と受け止める。おおそうか。