ベトナム・ハノイ珍道中番外「続・ベトナムの洗礼?」。

すみません。まだまだ本編は続きますが。
最近「それこそ洗礼」という状態だったので、そちらを先に書きます。
なお本日の話は大変ビロウな話なので、先に謝ります。失礼をお許しください。
そいう話は困る、という方は、どうぞブラウザをお閉じ下さい。
そいう話がお好き(?)な方は、どうぞ御遠慮なく。














もうだいぶとよくなったが、実はここ数日が大変であった。いや地獄であったよ。
ひと口に言えば、ピーピーであった。これは別に放送禁止用語を隠してるわけではない。
どれくらいピーピーかというと、「人恋しくて誰かにしがみつき弱虫ばかりで飛び出した18の俺」、
くらいピーピーであった。失礼、こんなネタ大嫌いだぜ大嫌いだぜ、という人もいよう。
向こうにいる時はそんなでもなかったし、20日に帰国した時はすこぶる元気だった気がする。
21日は甲子園で楽しく野球にビールまで楽しんでいたが。22日頃からにわかに前線が降りてきて。
23日には雷をともなう激しい雨、という感じに。腹の弱い長男、である自分を改めて呪うものだ。
たまらず医者に行くと、整腸剤とゲリドメを処方された。熱がないので伝染性のものとかそういう
めったなことはなかろうが、一応見てみましょう、ということになった。興味本位かよ。

で、こういうことに。そう。久しぶりのケンベンである。お食事中の方、大変失礼。
ケンベンと言えば。高校時代の「ケンベン姉ちゃん」を思い出す。高校の文化祭でなんだかの店を
出すことになったのだが、その関連で、クラスで誰か一人(複数人?)がケンベンせねばならず。
くじ引きで、ということになったのだが。リーダー役でケンベン等の指示もしてた女の子が、
これまたきつい感じの子で、その子の陰謀で、くじ引きは男だけ、ということになった。
当然抗議する男性陣をケンベン嬢は一喝。「あんたら男やろ。ケンベンのひとつやふたつええやろ」
男はつらいよ。男女同権の道険し、というところか。その子の仇名はケンベン姉ちゃんと、決定。
いやまこれがなかなか美しい人だったのだよ。それとケンベンのコントラストの妙がまた。
て、何の話してんねん。
話を戻さなな。戻したところでケンベンだ。
でケンベンは、逆さにまたがるなどして(何処に)、濡れぬよういわゆる「丘」のところに着地させ、
それを採取する、というのが本来だが。なにしろピーピーなので、自分にはそれができない。
医者からは、サランラップか何かで「受け皿」を作って、そこを目がけ、そこから採取せよ、と指示。
ケンベンショックに加え、サランラップかあ、と凹んでいたところ、素晴らしい考えを思いつく。
アントニオ(猫)がうちに来る前、膀胱を患っていたということで、一緒にもらった採尿キットがあった。
あれがもしかしたら使えるな、と。もうすっかり猫は元気になって、最近奥にしまわれていたのだが、
こんなところで日の目を見るとは思わなかった。海底に眠ってた宇宙戦艦ヤマトのようなもんで。

これぞ秘密兵器だ。
実際使ってみると、非常にいい塩梅で、嬉しい限りだった。て、全く嬉しくないぞ。
ただでさえ屈辱なのに、輪をかけたのが、ヨメである。
「アンニュン(アントニオ)、ピーピーなんだって」
「アンニュン、ケンベンだって」
「アンニュン、アンニュンのトレーを使うんだって」
こらこら、そこなヨメ。猫に言いつけるな。
全く、同じものを食っておきながら、ピンピンしているのが余計にムカつくのであるが、仕方ない。
南米仕込みにはかなわんよ。あんた、胃が丈夫で、いいね!(大泉晃風…て、これもわからんか)
いずれにせよ、ひどい目にあった。しかしこれも旅行の醍醐味の一部ですなあ。
舌で味わい、また、下でも味わう、と(大変失礼)。
あー、ヨメが食ってなくて自分が食ったものと言えば、むしろ甲子園での飲み食いの方が怪しいか。
おおそうか。とすれば、ベトナムには、とんだ濡れ衣を…
繰り返しますが、今ではだいぶよくなりました。よくなったら、また旅行記、再開します。

言いつけられた人(アントニオ)

苦しゅうない、余には何事も申してみよ(ホセ(関係ないけど、おまけ))