『さよなら群青』。

さよなら群青 1 (BUNCH COMICS)

さよなら群青 1 (BUNCH COMICS)

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友人の薦めに従い、面白く読了。いやそれは正確ではないな。
友人がヨメに薦めて送ってきたのを、横から奪い読了。珍しく家庭内ジャイアニズムを発動。
だって、この表紙なんですもの。これ見たら、読まないわけにはいかないではないか。
やっぱ海女やろう(は?)。昔みうらじゅんだったかが海女について熱く語っていたのを見て、
すっかり感化されたか、自分はそれから海女フェチなのかもしれない。て、そんなものがあるのか。
それと直接は無関係だが、生活の中で折にふれ、「海女呼吸」を取り入れているということもある。
と、自分も海女について語りだすと、どうにも収拾がつかんくなるので(もうなってるが)、
いい加減に本論に入ると。
美しい島と海の風景と、おどろおどろしい人間模様とが、お互いを強めあっている気がする。
都会人が今、捨ててしまい、時には憧憬すら抱く、コミュニティ。また、自然に包まれた生活。
その良さも悪さも、凝縮されている気がする。特に、全く匿名性のない生活は、時に煩わしく、
人との濃い繋がりが、時に人を苦しめるのだと、改めて気付かされた。
それでも、人は、一人では生きていけない… しかししかし、人一人の世界はそれが世界なのだ…
と、あかん。話広げ過ぎて、自分でも収拾つかなくなった。ま、いつものパターンやな。
詳細は、自分が下手糞な紹介をするよりも、これ(http://www.1101.com/sayonara_gunjo/index.html
をご覧頂いた方がよいと思う。是非、四巻読み終わった後の、何とも言えない感じを体感下さい。
蛇足ながら、ふと、この作者のことを調べてみたら、なんと先輩であることがわかった。
何の先輩かは明かせませんが、この辺(↓)を見てご想像下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%95%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%82%E3%81%8D%E3%82%89
あまり先輩後輩とかで有名人がいるわけではなかったので、新鮮に嬉しい感じがする。
いやちがうわ、おったわ。ぬーぶらやっほーとか。それは何だ、という方が多いと思うが割愛。
ともかくますます親近感が湧いたというものである。海女といい、先輩最高。て、海女から離れろ。
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<本日の言葉>
・・・と、ここに書こうと思ったけど、やめた(いやらし)
本作品のラストに書いている言葉です。これが非常にいい。
お知りになりたい方は、是非お読みください。て、回し者か俺は。