2012プロ野球展望。

いまいち乗り気はしないのだが、恒例により。
て言うのも恒例になっている気がするが。しかし今日を逃すともう書けないので、書く。
まずはパシフィック・リーグから。
今オフの移籍市場が活発であったことを受け、戦力がだいぶと均衡化された気がする。
エース三人とリードオフマン件ムードメイカーが抜けた王者ソフトバンクは、
今年はそうそう独走はできまい。ただ抜けた穴も、新加入の帆足と、川原の成長、
新垣の復活でそこそこ埋まってしまいそうなので、強いことは変わりない。今年も本命か。
対抗には、希望的観測も含めて、自分はオリックスを推す。右の大砲と中継ぎという
弱点を的確に補強したのが大きい。もともと先発の数と抑えの安定感には定評があるだけに、
優勝を狙える布陣ができあがったと見る。そこへもってきて、井川慶の復帰である。
虎党としては、こっちに戻ってこなかったのは残念な限りだが、好きな選手なので応援したい。
デリケートな投手(いろんな意味で)なので、中四日で回す大リーグでは苦しかったが、
中六日で大事に使ってくれる日本球界では、ある程度試合は作ってくれると思う。
あと、中島が「抜けなかった」西武がこれにからんでくるだろう。岸と涌井が完全復活すれば、
案外走るかもしれない。他所では優勝に推す人も多いのだけれど、自分は意外と帆足の抜けが
大きいと思うのだが、どだろ。ダルビッシュoutの日本ハム、藤岡inのロッテとともに、
三位戦線を賑わすというのが自分の予想だが。楽天は… 頑張って欲しいけどね。ごにょごにょ。
以下は希望も含めた結論。
*****
1 オリックス
2 ソフトバンク
3 西武
4 日本ハム
5 ロッテ
6 楽天
*****
一方セントラル・リーグは。巨人巨人巨人巨人巨人巨人…(以下百回繰り返す)
となるんかな、やはり。普通に行けば。しかし普通にいかないのが野球だ。だからこそ面白い。
大補強にはいろいろ思うとこあるが、アンチ巨人としては「やっと俺達の嫌いな巨人が帰って来た」
という感じで、望むところだ。しかしまあなんですな、せっかく前の編成の「育成生え抜き路線」に
好感すら抱いていたのに、編成が代わったら、これだよ(笑)。分かりやすすぎて面白い。
繰り返すが、戦力は圧倒的。むしろ巨人の敵は、巨人自身の中にあり、というところではないか。
なんやしらん、ごたごたしてるし。抑えという一番の補強ポイントは、ほったらかしである。
いやま、こういう雑音も、有無を言わさずねじ伏せてしまうかもしれんが。それは始まらんとわからん。
しかし、ごたごた、雑音、ピントのずれた補強、という意味では、全く人のことを言えた義理ではない。
正直、我が虎は苦しいと思う。去年から繰り返し言っているが、どうか、普通に常識的に野球してくれ。
まそうもいかんのやろうなあ。それが悲しい。一回ボコスカに負けへんと分からんのやろうね。
いっそ全部負けたらええねん、とさえ思うが。でも勝ったら勝ったで喜んでしまうんやろうな。矛盾だ。
虎が苦しい、と述べる理由は、所謂「下二つ」が例年になく元気であることもある。
広島は投手陣の整備が著しい。また、野手も若手が伸び盛りだ。ひとたび勢いに乗れば、面白い。
横浜なんたら(まだ会社名覚えられん)も、OP戦を見る限りでは明るい雰囲気だ。明らかに変わった。
しかし優勝まではいかんやろかな。三位戦線には絡んできそうだが。
なんだかんだで、試合巧者の中日とヤクルトがするするっと出てくるんやろかな。
統一球での闘い方を両チームとも知っているわ。で最後はいつの間にか中日が勝ってる、みたいな。
結論。悲観と希望と。また、自分の予想は外れるという効果も狙って、以下の様にした。
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1 巨人
2 中日
3 ヤクルト
4 広島
5 横浜
6 阪神
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以上、長々と申しわけありませんでした。
なお、当予想についての責任は一切持ちませんので、あしからず。