スイート・スイート・テン。

もう一週間近く過ぎてしまったが、先週の23日は、結婚記念日だった。
何度か述べたが今年は、恐怖の、もとい、ときめきのスイート・テンである。
アメリカ人と話していたのだが、彼はスイート・テンなど全く知らなかった。
(聞かなきゃよかった、とも言っていた。スマソ(笑))
かの風習の由緒は謎のままである、いささか陰謀めいたものを感じざるも得ない。
要するに、いまいち納得がいかない、というのが正直なところなのであるが。
まあ、それは冗談として。
十年。よくもった。めでたいではないか。そして続いたのはひとえに、
ヨメさん(さん付け)の苦労と忍耐の賜物。感謝の意を表し、快く贈ったよ。
ただ、自分は指輪はよくわからんので、前金をぼーんと渡して、ヨメさんに自分で
選んでもらった。ヨメさんは前から目をつけてたのを通信かなんかで注文してた。
この辺はロマンのかけらが、少し欲しいでもないが。ららららー。
ただ、図らずも、記念日の当日にそれは到着した。丁度記念日ランチに現地集合する
直前のことで。ヨメに気付かれず自分が受け取り持ってったので、サプライズが叶った。
神様がせめてもの飾り付けをしてくださった感じである。
友人に紹介してもらった、地元のステーキ屋で、じゃじゃーん。贈答式。

ぴかぴかの新リングと、いぶし銀(銀じゃないが)の結婚リングとのコントラストが
何とも感慨深い。今までの感謝の十年と、これからの希望の十年に思いを馳せる。
こうして考えると、スイート・テンというのも、なかなかどうして、いいもんである。
次は銀婚式(十五年後)でええんかいのう? 銀婚式は、シルバーでええかな? と問うと、
格下げかよ!とツッコミが。もっとも、それまでにまた新しい風習ができる悪寒もするが。
セブンティーンなんたらとか。またそれまでこつこつ、お金貯めんといかんね。

ヨメの名誉のために。実はあげっぱなしではありませんでした。
お返しに眼鏡とサングラスを作ってくれました。以前、神戸に行った時に眼鏡の具合が悪く、
たまたま飛び込んだ眼鏡屋さんが、非常によくしてくれたのである。しかもタダで。
で、次作る時は、絶対そこで作ると決めていた。感謝と親切。そのテーマを忘れぬため。
いい記念品になりそうである。眼鏡はもう既に、日々お世話になっている。。
サングラスも、次の使用が楽しみである。春の山が呼んでいるぜ。