タイ珍道中4「ヒーハー!」。

本日は、タイの食について。
特徴のないバイキング料理もあったり、勇気がなく写真を撮れなかったりで、
全部は紹介できないが、一部をここに。

かの「フルーツの王様」ドリアン。マーケットで切り売りしていた。
ドリアンと言えば「う○こ味のドリアンか、ドリアン味のう○こか」
(今流行の、『究極の選択』です)と言われるほどであるが、て何処で。
思ったほどクセはなかった。或いは匂いの少ない、改良種かもしれない。
クリーミーな食感が、やみつきになりそうだ。

王宮近くの安そうな食堂に思いきって入った。なんだかのうどんのようなものと、
なんだかの牛丼のようなものを注文。一応、英語のメニューはあったのだが…
あの、よくわからぬままに注文してから、モノが出てくるまでのスリルは楽しい。
あっさりと、非常においしかった。そして、やはりべらぼうに安かった。
しかし今回、冒険はこの辺が限界だった。屋台には手出す勇気がなかった。
自分の胃腸に自信がなかった。自分も年取ったな、と思ったことのひとつだ。

泰緬鉄道で出た「おやつ」のパッケージ。そこまでリアルにせんでも…

最終日、アソークのレストランにて。ここの食事が旅行中一番美味しかった。
タイに来て是非食べたかったもののひとつに、「プー・パッ・ポン・カリー」
ワタリガニと卵のカレー)があって。そのカレーで一番有名な店に元々、
行きたかったが、予定が合わず。で行った、二、三番目くらいに有名な店がここ。
ただ、「ワタリガニのカレーをくれ」と言うと、「カニは身が少ないから勧めん。
エビカレーの方がうまいからエビにしろ」と言われた。まあ、もっともな話かと納得。
写真はその「エビと卵のカレー」。勧めるだけ非常にうまかった。が、カニは宿題に。

ナスとイカ煮びたし的なもの(正式名称失念)。これも、クリーン・ヒット。
濃い味に飽きた頃に、このさっぱり味は嬉しかった。自分でも作りたい逸品。

空芯菜の炒め物。パラオを思い出した。この食材、熱帯には共通なのかしらん。
*****
タイ料理と言うと、トムヤムクン(とむやん君、という単語が頭に浮かんだが、何だ?)
とタイカレーぐらいしか知らなかったが、思った以上にバリエーションがあり勉強になった。
ナンプラーや香草が苦手な人は苦しいかも知れないが、自分は概ね大丈夫だったので、
多くの食事を美味しく頂けた。辛い辛いと言われるタイ料理であるが、自分が食べた限りでは、
言うほどでもなかった。がこれは、自分が観光客向けの所に行っただけのことかもしれない。
実は、一番強烈に辛かったのは、土産として買って帰ったインスタントラーメンであった。
ラーメン党の自分としては、自分でも楽しみたかったので、自分用に余らせていた。
何個か試したが。普通の味のもあったのだが、かわいらしいキャラがパッケージに書いてある、
一見子供用?と見まごうようなやつが、「当たり」というか、強烈に最悪であった。
辛党の自分でも、命の危険を感じるほどであった。ガメラの如く口から火が吐けると思った。
今までの一生で食べた一番辛いものは、さる韓国料理屋の「ナマ青唐辛子」であったが。
それに次ぐほどだった。で、青くなった。友人にそのラーメンを渡してしまっていたからである。
いやこれほんま、嫌がらせレベルやんな。でも、やってしまったものは仕方ない(開き直る)
すみませんー。悪気はなかった、知らなかっただけなんですう(知らないものを人にやるな、と)

言い訳すると、ガイドブックに「友達みやげで大ウケ間違いなし!」と書いてあったのを

信じてしまったのだ。「大ウケ」の意味を履き違えていた。怨むならガイドブックを怨んでくれ。
いや、ほんま悪いと思っている。この埋め合わせは、さしてもらうので。ご容赦。

*****
<本日のおまけ>
今回行けなかった、「プー・パッポン・カリー」の総本山は「ソンブーン」という店。
それに関し、ガイドさんが言っていたのだが、「ソンブーン」について注意すべき点。
全く関係ない、「ソンブーン・ディー」という「有名なボッタクリ店」が存在するらしく、
不運にして悪徳タクシーにつかまると、そっちに連れて行かれ、下手をすると
カレー1杯で2、3万円はとられるそうな。日本にも、牛丼1杯でそれぐらいとられる店が
あったとかなかったとか聞くが、てそれは別のサービスにかかる値段ですか。て何の話や。
つか、「有名なボッタクリ店」て何やねん。わかってるんやったら何とかしてほしい。