「恋人の過去」。

前回ネコネタで行った時、別段何も言われなかったので。
沈黙は賛同の証しとみなし、またやってしまうぞ(笑)
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二階建て。

かつお祭り開催中。
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猫が諸所で丸くなる季節がやってきた。
暑い時は、暑いからか猫同士距離を保っていたし、人に対してもそうだったが。
涼しくなると、密着度が増してきた。身体的距離感が精神的距離感ともリンクするのか、
最近、いい子の時はすごくいい子だ。そして悪い子の時は悪い子だ。(何を言ってるのだ)
ホセ(ヒゲ)もアントニオ(トラ)も、ようやく自分が「ホセ」「アントン」であると
認識して来たらしく。「ホセ」と呼ぶと、小さい声ながら「にゃー」と返事するようになった。
ところが。
いたずら心からか、はたまた悪魔が囁いたか。やめときゃいいのに。
「そら君」(※ホセの以前の名前) と一度呼んでみてしまったのである。すると、
「にゃああ!」と、三倍ぐらい大きな声が返ってきた。
凹んだらいかんのやろうけど、正直ちょっとだけ凹んでしまった。
やっぱりいつもあなたの心の中には、あの人がいるんだ。私には到底かなわない、あの人。
わかってた。わかってたはずなのに、何故私はそんなこと聞いてしまったの。演歌の王道テーマよのう。
いやはや、人間同士の恋愛(変な言い方だが)でも、これ、タブー中のタブーであるなあ。
どうしよう「そら君」に戻そうか、とも思ったんだけど。友人の家の犬の名前とかぶってしまうがひとつ。
それから「ホセ」もそれはそれで思い入れがあるし。里親募集のHPで画像しか見ていなかった頃から、
「まだホセもらわれてないなあ」「この子はホセと同じ保護主さんやわ」と、勝手に名付け話してた故。
悩むところだが。
まあ、幼名そら君が元服してホセに改名した、ということにでもしといてもらおう。戦国から離れろ。
昔対今、みたいに比較するからいかんのであって、昔は昔で楽しい思い出があるのは素晴らしい。
その思い出を共に楽しみ、今も今で一緒にいることを楽しむ。それで、いいんではないかと。
人の世もそれに似て、だ。
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<本日の言葉>
「正直言って、あなたがねたましいです…
 初めて会った日から響子さんの中に、あなたがいて…
 そんな響子さんを俺は好きになった
 だから…
 あなたもひっくるめて、
 響子さんをもらいます」
                 『めぞん一刻』より