背徳のBread。

ヨメが久しぶりに帰ってくる。(深い事情は割愛する←たいしたことはない)
急ぎ掃除をしなければならないのもそうだが。いろんな意味で、ちゃんとせねば。
思えば不在中は、食事が、特に朝食が、無茶苦茶だった。
ヨメがいるときは決して食わない、マヨたっぷりのハムサンドとか作ったり。
朝マック」ならぬ「朝H急そば」だとか。(そこ、「朝H」と読まない!)
あとは専ら、市販の「菓子パン」に頼っていた。「チーズ蒸しパン」が自分は好物だ。
ところが「菓子パン」はヤツらも好物と見えて、食ってるとウヨウヨ寄ってくる。
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くれー(ホセ)

自分はそんなものには興味ありません(アントニオ)(←嘘つけ)
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ま、それはさておき。
罪滅ぼしの意味も兼ねて、ヨメのためにも、久しぶりにパンを焼いてみようかと思い、
「ホームベーカリー『釜やん』」を出動さす。(参照:http://d.hatena.ne.jp/Moulin/20110310
最近非常に、『釜やん』の使用には熟練してきており、ヨメには「パン屋に転職したら?」と
褒め言葉かなんかわからん言葉ももらうなどし、すっかり気を良くしていた。
ヨメの好物の「ぶどうクルミパン」と決め、材料を計量の後、適度に混ぜ合わせる。
その間、水には氷を入れ、発酵に最適な温度にまで下げる。最近は指で温度がわかってきた。
「よし後はスイッチオン、よろしく『釜やん』」と任せて、掃除をしていた。
が。
一時間ほどたった後、何気なく覗いたんである。ほんま、何気なかったが、虫が知らせたか。
そしたら、生地は、元気がなく、ふにゃふにゃだった。しおれた小松政夫ぐらいしおれていた。
おお、もう… イースト入れ忘れたわ… 何たる不覚…
工程表を見ると、丁度第一発酵が終わってベンチタイムに入っている時であった。
迷ったが、とりあえず、イースト入れてみようと。お休みのところ、ほんま失礼、とばかり。
生地からすると、寝起きを中継される芸能人並みに、この闖入を迷惑に思っていたであろう。
生地を無理矢理外に引きずり出し、イーストを無理矢理手で混ぜて、そして元に戻した。
そして後は、『釜やん』に丸投げた。お前は終業前丸投げ上司か、と言われても反論できぬ。
果たして、『釜やん』苦心の結果は…

なんか結構、それらしいもんができたやん(笑)
これなら、「ちょっと今日は、違う形にしてみてん」っと言いつつ
ヨメに供してもいいような気がしてきたが、どうだろう。
もしそうした場合、それを黙認した皆さんも、「共犯」ということで…(おい)
おお、しかし中身と味は、まだ全くわからんのだ!