観戦記・日大三vs光星学院。


旅行や仕事やなんやかやで、多忙につき。更新が滞り申しわけありませんでした。
その間を縫い、根性で行って参りました。我ながら自分のオタクぶりには脱帽。
今回は節電配慮のため、午前に決勝が行われるという例年にない事態であった。
そのために観戦が可能となったようなもの。これから仕事に行くぞコノヤロウ(本当)。
カード的に微妙かな(偉そう)、というので躊躇はしたのだが、やはり毎期一回は行っときたい。
また、全てのカードは名カードとなる潜在可能性を孕んでいる、と希望を抱き、足を運んだが。
その希望は、日大三の強力打線に木端微塵に砕かれた。しかし強い。まあ、よう打つわ。
特に三番・畔上のバットコントロール、四番・横尾の身体能力は目を引くものがあった。
ただ、あんまりすごすぎて、なんかプロ野球選手を見てるようやった。すごいなあ、とは思ったが。
それ以上でも以下でもなかった。あごめんなさい、それも努力と練習の賜物やというのはわかるんけど。
負け惜しみ、であるな。たぶん。久々の「憎らしいほど強い学校」で。それもまた高校野球
ところで一方の光星学院を東北代表、青森代表と呼んでよいか、ということが議論されていたが。
もし光星が勝ってたら、議論はもっと激しくなったと思うが、これで収束してしまうだろうのは、
良かったのか悪かったのか。それは全く別として、光星については、以前に指導者の苦労についての
雑誌記事を読んだこともあり、応援はしていた。大敗という結果になり非常に残念ではあるが、
選手は今までよく頑張った。優勝した日大三高とともに、拍手を送りたい。
ところで、初の午前決勝だが、もともとの事情は悲しい事情ではあるわけだが、実際見てみて、
朝は爽やかで、試合中は暑くないし、早く終わって昼から自由に使えるし(俺は仕事に行けるし)、
これはこれで、いいものかもしれないと思った。今後も検討してもいいのではないかとも思う。
でも、昼から決勝戦がある日の、だらだらとした午前、てのも好きな雰囲気だし、それがなくなるのも
さびしい気がするが。いずれにせよ、来年は、平和に野球が見れる夏であって欲しい。
ごめんなさい、急いで書いたので、いささか乱文、失礼。
また旅行記とか、その他のこととか(いろいろあるでよ)、ぼちぼち書いていきますので、また。
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<本日の言葉>
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し。
 急ぐべからず。
 不自由を常と思へば不足なし。
 心に望おこらば困窮したる時を思ひ出すべし。
 堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思へ。
 勝つ事ばかり知りて、負くる事を知らざれば害その身にいたる。
 己を責めて人を責むるな。
 及ばざるは過ぎたるよりまされり。」
            徳川家康



ヨメが帰り道ずっと「『敗者の美学』てなんやろう」とこぼしてた。
そいうのも考えさせられる11−0の一戦であった。