ときめき・ふたりハイク…長浜・竹生島。

6月5日ヨメの誕生日に、ヨメたっての希望で、琵琶湖は竹生(ちくぶ)島を訪れた。
竹生島は、琵琶湖の沖合に浮かぶ小島。近江今津や長浜、或いは彦根などから船が出ている。
当初は近江今津からアプローチするはずが、改装なった大阪駅に見とれているうちに(遅まきながら初)、
乗る予定だった湖西線経由の新快速を逃してしまう。次に来たのがたまたま米原経由だったので、
じゃあ、長浜から行こうか、と路線変更。このへんの行き当たりばったりぶりは、相変わらずだ。
長浜は三年前の二月に猪木ボンバイエもとい、盆梅を見に来て以来、二回目だ(日記参照)。
その盆梅展の会場だったところの近くに、今回、盆梅が育てられているところを発見。
梅の季節は程遠いが、こういう準備が、見えないところでなされてるのねえ、と感嘆。
そして今回も、鳥喜多本店の親子丼を食しに行く。が、道路を挟み向かい側に続く、長蛇の列に驚く。
調べると、近くに支店もあるらしいので、じゃあ、そっちいくかあ、と踵を返す。
ところが支店に行くと臨時休業でどひゃあ、と。結局本店に戻って列に加わる。全く何やってんだか。
渋滞の時とかも、動いてしまって失敗することが多いのに。その反省が生きていない。
でも今回並んでよかったこともある。警備員のおじさんが、列をさばいていたのだが。それが見事で。
人数確認から客席案内までこなしたり、大きく手を振って道路の車を止めたり、と。美しい仕事ぶりだった。
並はずれたフットワーク。強固な意志。そして、絶やさぬ笑み。プロ中のプロだなあ、と感心した。
やる気なさ気に旗振ってるてるだけという警備員も他所で見たことあるが。どえらい違いである。
仕事とは、こうあるべきなんじゃないかなあ。また、そうすると楽しいんじゃないかなあ、としみじみ思う。
やっとありついた親子丼は、警備員のおじさんとの出会いのぶんだけ美味しい気がした。

そして30分弱の船旅の後、竹生島に上陸。パワースポットとして名高いが、それも頷けた。
とてつもないパワーを感じた。また、国宝・唐門や観音堂に施されたレリーフ(?)が美しかった。
「しまった…」とヨメ。御朱印を集めているのだが、今回それを忘れてしまったのだ。昨日言っていたのに。
それで、何となく、自分も集めてみよかな、とふと思い、御朱印帳購入。そして直ちに御朱印ゲット。
記念すべき1ページ目は、竹生島宝厳寺の弁財天が飾ることとなった。
ほくそ笑むム。新しい趣味が増えた。「誕生日入りが欲しかったのに…」と悔しがるヨメ。

帰りは、西宮に行って(さらっと書いているが、めっちゃ時間がかかった)。
西宮北口駅から徒歩しばらくのところにあるスペイン料理屋で食事。ささやかな誕生日会である。
「振りかえり」に「抱負」に、と。会話に花が咲く。と、デザートを持って来た店主(?)が、
「お祝いだとか聞こえましたので… おめでとうございます…」と言いつつ、これを出してくれた。

イキなはからいに、感動する。一方で、てゆうか会話聞いてたんかいな。
つうことは、あんなこんな恥ずかしいこと言ってたのも、まる聞こえやったんかいな、と赤くなる。
どんなことを言ってたか? そら言われへんわ(恥)
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<本日の言葉>
「ディス フォーティー ネクスト フォーティー パシフィック(セントラル)リーグ」


セ・パ両リーグ成立40周年記念のコピー。当時の野球中継などで使用されていた。
なんでこんな言葉を取り上げるのかは、言われへんが(言っとるがな)