『プリンセス・トヨトミ』。
- 作者: 万城目学
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/04/08
- メディア: 文庫
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読了。
映画『阪急電車』の上映前に、同名映画の予告編を見たことから、興味にかられ。
書店で見つけるや、夢中で読了。面白かったが、映画化は難しそうだが…果たして。
SFの面白さは、どれだけ荒唐無稽な話を、どれだけ現実に引き寄せて語れるか、にあると思う。
その意味では、バカバカしいほど荒唐無稽な部分と、大真面目な現実描写の部分が、いい塩梅だった。
SF好きの歴史オタク、しかも西軍贔屓の大阪人の自分としては、大いに楽しめたが。
その要素がひとつでも欠けると、どうなんかなあ。そういうフィルターがひとつもかかってない人の
意見も聞きたいところだ。だから、興味無さそうな人も、お読みの上、思うところをお聞かせ下さい。
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<本日の言葉>
(いちおうネタバレ防止に反転)
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「この大阪城は誰が造ったか知ってるか」
・・・
「徳川家光が造ったんや」
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自分的には、これは衝撃の事実だった。考えて見れば、そいやそうやん、ということではあるが。
今まで、今の大阪城見て、豊臣家のことや、大坂の陣のことに思いを馳せてたのは何だったのか…