2011プロ野球展望。

すったもんだがあったが、とにかく明日、プロ野球が開幕する。
実は、そのままセが25日もしくは29日に開幕を強行していれば、自分は阪神ファンをやめるつもりだった。
今までの長い歴史どおり、巨人の金魚のフンになるんか、と。しかし遅ればせながら、言うことは言ってくれた。
新井選手会長の尽力もあり、おさまるところにおさまった。自分もファンをやめずにすんだ。幸か不幸か。
しかし、仕方ないことだが、開幕は待ち遠しかった。ようやく、という感じである。
「野球どころではない」というのはわかる。しかし、「野球が救い」という人もいるのではないか。
そういう人がいるかもしれない以上、やはり、できる範囲でやったほうがいい、というのが持論である。
最近有名な看護師さんの日記(http://blog.goo.ne.jp/flower-wing)にも、象徴的な記述がある。
さて、
恒例の今季展望である。まずはセントラル・リーグであるが。贔屓目でなく、ごくごく客観的に見て、
輝く我が名ぞ阪神タイガースを中心にペナント争いが繰り広げられると考える。
まず、能見と岩田とスタンリッジが初めからいるのが大きい。岩田と能見は、昨年序盤全く計算が立たなかった。
スタンリッジに至っては、存在すらしていなかった。久保も好調だし、新人・榎田も抜群のキレをみせている。
また、小林宏の加入で、セットアッパーという弱点が解消された。投手に関しては、リーグ随一ではないか、と。
余談だが、一部スポーツ紙が、JFKの二番煎じを狙って普及させようとしている、KKK(久保田・小林・球児)。
あれはなんとかならんのか。わかってて言ってんのか、と。英語圏の人が聞いたら、びっくりするで。
自分は聞くたびに「オシシ仮面&くらやみ団」の図が頭に浮かぶ(わかんない人はドラえもん3巻を参照されよ)。
話を戻すと、投は盤石。打もそこそこ行けるのではないか。後は弱点である守備面でどれだけごまかせるか。
対抗は、やはり読売であろう。ただ、読売は阿倍の離脱があまりに痛い。また、抑え投手で悩むのではないか。
中日は、チェンと吉見が遅れているのがやはり痛い。阪神としては両軍からハンデをもらってしまった形だ。
ヤクルト・横浜・広島は今年も苦しそうだ。かろうじてヤクルトはCSには絡んできそうだが。果たして。
今回の予想の参考として、スーパーウルトラハイパーシミュレーターを回してみたのであるが(←治った)。
10回の試行中、6回が阪神、4回が読売の優勝となった。まあ、それぐらいの確率ではないかと同意する。
ただ、所詮はコンピューターがやってること。落合はコンピューターより賢い。そして真弓は(以下自粛)

一方のパシフィック・リーグは今年も混戦だ。シミュレーションによると、同じく10回の試行において、
優勝はソフトバンク4回、日本ハム2回、楽天2回、オリックス1回、西武1回、という結果となった。
内川、カブレラが加入したソフトバンク。鉄壁のディフェンスの日本ハム。二強を中心に、他も不気味だ。
オリックスは、金子と近藤がいつ戻ってくるか、だろう。その意味では開幕の遅れが、災い転じて、となるか。
西武も相変わらず若い力が元気である。そこに大石と菊池が出てきたら走りそう。ロッテも勝負強さは変わらず。
しかし、何をおいても、やはり今年は、楽天に頑張ってもらいたい。予想は別として、今年パは楽天を応援する。
燃える闘魂・星野の闘いを想像するにつけ、目頭が熱くなる。つくづく、大事な運命を背負った人であると思う。
願わくば、復興の槌音が聞こえる晩秋の仙台で、阪神楽天が闘う姿を、自分としては見てみたい。
日本中が楽天を応援する中、一体自分はどうするんだろうか、今から悩んでいる。
あと、11月の仙台は寒いんだろうなあ、とも今から心配している。なんとも気の早い話だ。