若武者、躍動。

日曜日は、幸運にして義母からチケットをもらい、
甲子園に行ってきた。かぶりつきの良席だったのも嬉しかったが、
ルーキー・秋山、甲子園初登板初完封!の歴史的瞬間に立ち会い、歓喜この上ない。
聞けば、ルーキーの無四球初完封は、史上初であったそうな。19歳にしてこの安定感。
ドラフト時の会見で、「ドラフト四位では不満」と涙した、その反骨心の果実だ。
先の巨人戦の途中降板での涙とともに、賛否が分かれるところだが、いいんじゃないかな。
そういう、気持ちを前面に表して闘う姿勢が、今の阪神に一番足りないものだろう。
また、惚れ惚れする体格。特にあの、完璧な形のオケツがいいわー(俺は何か変か?)
「俺はあの秋山の初完封をナマで観た」と遠い将来自慢できるような、そういう
名投手になることを確信に近く夢見ている。この日の一勝は、二百分の一、であるよ。
(「俺はあの猪俣の完封をナマで観た」と同列にならぬように… ちなみにこれは本当)
同じく、「ドラフト上位以外は社会人へ」と公言し、入団時にひと悶着あった藤川俊も、
なかなかの活躍を見せている。自分が注目していた選手が育ってくるのは、嬉しい限りだ。
あとは、ドラフト三位の甲斐選手だなあ。近い将来、必ず出てくると思うんだけどなあ…
優勝するかどうかはともかく(してほしいけど)、今年はまた違った楽しみが
あってよい。いいところを見ていると、他のいろんなところが許せるてもんだ。