夏の高校野球、代表校決定。

大阪大会を履正社が制し、全国49代表が出揃った。
今年の顔ぶれをつらつらっと眺めると、どの地区も名の通った、
ああそこが来るやろうな、という学校が多い。近畿・関東は特にそうだ。
よく言えば実力校同士のガチの勝負が期待できる大会、
悪く言えば、フレッシュさにいささか欠ける大会、というのが第一印象だ。
前にも書いたが、公立、古豪、文武両道、というのが、ムの心を揺さぶる
三点セットであるのだ。お前は高野連のオッサンか、という中傷は認める。
その三点のいずれかを満たす学校が今年は少ない。ちょっぴり残念ではある。
今年は熱く肩入れするのを避け、心穏やかに「野球を」観る大会となりそうだ。
冷静さを装っている要因はもうひとつあって。地方大会の決勝を今年も何試合か、
いやもとい、何試合「も」観たのだが。自分が肩入れしていた方は、見事に全敗した。
まあ、元来が負けそうな方を応援してしまうので、無理もない結果ではあるのだが。
ちょっとこの、負のオーラ伝達ぶりはひどすぎるのではないかと。正直少し凹んでいる。
というわけで、繰り返すが今年は肩入れは避け、「野球を」観ることとする。
それでも観るものを熱くするのが、野球である。それは去年の決勝で嫌というほど学んだ。
また楽しみな15日間である。仕事で観れない日は仕方ないから「熱闘…」で埋め合わせる。
この「熱闘…」についても、イイタイコトは山ほどあるのだが、それはまた別の機会に。