ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い。

しつこくネタにして申し訳ない限りだが。
夏の高校野球では、準決勝二試合の間の時間が最も好きである。
既に第一試合では沖縄水産高校が決勝進出を決めました…
果たして沖縄水産と決勝であいまみえるのは、天理か、はたまた西日本短大付か…
グラウンドでは入念に整備がなされている。水が撒かれる向こうに見えるは選手の笑顔。
赤とんぼが二、三匹飛んでいたりしたらさらによい。(毎度ながらたとえが古く失礼)
ああ、盛り上がってきたなあ、という興奮。でも終わってしまうんだなあ、という寂寥感。
一回戦からの数々の戦いも、果ては決勝戦までも、この瞬間を味わうためにあるかもしれない。
で。
今まさにサッカーW杯はその時を迎えた。
オランダ―ウルグアイ戦は「録画&朝観戦作戦」で観たが、後半ロスタイムは熱かった。
健闘ウルグアイ、一歩及ばず。最後まで諦めない姿勢には胸を打たれた。
スアレスのあれ」も帳消しだ。許す。(あんた何様)
オランダ32年ぶりの決勝進出なる! 自分の中のオレンジ魂も沸き立ってきた(にわか?)
そしてスペイン―ドイツ戦。どっちがきても、決勝は興味深い。
オランダ―ドイツなら、かのクライフvs別件場宇和ー(間違えて変換したらえらいことに)の
再現という形になる。力と力とのぶつかり合い、空中戦・肉弾戦が予想される。
オランダ―スペインなら、お互い初優勝を賭けた、因縁のハプスブルク家ダービーだ。
こちらは、おそらくノーガードの打ち合い、派手な展開となるんじゃないかな。
いずれにせよ、それらに繋がる、楽しみな準決勝だ。
スペイン熱の高まり抑えがたいヨメは、今晩夜中に起き出してナマ観戦するそうな。
しゃあないのう、オレも一緒に起きねばならんではないか(なんで)
しかし、今回のドイツは絶好調。もともとトーナメント勝負には異様に強いし。難敵だ。
しかしま、敵が大きければ大きいほど、倒し甲斐があるというものだ。
あ、全く話は関係ないのだが。
フジテレビだったけが、ビジャをヴィジャ、バレンシアをヴァレンシアと表記するのが
異様に気になるんである。正確を期して(或いは格好をつけて)のことなんだろうけど。
スペイン語には「V音」が存在しないので(身近な人がうるさく言う)、どないなものか。
「英語読みで統一してる」というのも考えられるが、それではヴィリャなりヴィラとなりそうだし、
わざわざ「ジャ」にしてるということはやっぱりスペイン読みのつもりなんだろか。
わからん。方言なのか別言語なのか。或いはこれが噂に聞く「東京のスペイン語」なんだろか。
(説明しだすと長い)
とまあ、ごちゃごちゃ書いてしまったが。そんな御託も並べるヒマもないほどの
好試合、期待したい。
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<本日の言葉>
"Soccer is a game for 22 people that run around, play the ball, and one referee who makes a slew of mistakes,
and in the end Germany always wins."
Gary Lineker