観戦記・6月7日対ソフトバンク。

間をおいてようやく冷静になってきたので、書くことが出来る。
月曜の引き分け試合。ナマ観戦したが、勝てた試合だったなあ… つくづく。
くたびれ儲けであったが。ま、一年に二回もサヨナラ試合見たら、死ぬな、たぶん。
これでよかったとしよか、とつぶやきつつ、家路についたものだ。
しかし、常ながら指揮官の采配には疑問符がつくことが多いのであるが、
この日は、「なんでやねん!」の連続で、大いにストレスがたまった。
序盤の序盤で、8番敬遠→投手杉内との勝負に出る。まずこれどうなんかなあ。
まさにこれ、「江川な人」な局面やで(古いよ)。こんな最初から余裕のなさを
見せ付けてどうする。これやるなら、杉内は死んでも抑えなければならないところ、
案の定打たれる。ほらほらーー。
さらに全身の血が沸騰しかけたのは、8回表裏の攻防であった。
スタンリッジ続投にはどんな意図があったんだろう。温情?本人の希望?と思ってしまう。
西村渡辺がブルペンで調子悪かったんかな?とその時は納得しようとしたが。
あとで出てきたら、二人ともこれがめちゃめちゃ調子良かった。はぁ?
百歩譲ってスタンリッジ続投を認めるとしても、それやったら追いつかれるまで信じて
投げささな。ちょっと打たれたらすぐ球児に換えた。この一貫性のなさが腹立たしい。
あと、「8回球児」を今期はやりすぎだ。球児とて人の子。つぶれてしまうぞ。
最後の最後、優勝争いの佳境やったらわかる。でも今からこれしてたら… 不安が募る。
そして裏の、桧山金本の代打攻勢。あれもなあ。この日1本塁打1適時打、絶好調の浅井。
なんでそれを換えるのか。興行?記録?それもわかるが、第一に目指すべきは勝利、である。
まあ、喜ぶ観客も観客なんやけど。いや、この日に限っては、「なんで浅井換えるの?」
という声も大きかった気がするぞ。他にも、「なんで延長のウラでブラゼルがおらんねん」
とか「よっしゃ!大和を走らせてチャンスメークや!」→走る前に併殺、などなどなど。
弱いんやったら仕方ない。頑張った結果なら、意図を持った選択なら、納得もする。
腹立つのは、そこそこ力持ってるのに、それを出し切れないもどかしさ、である。
自分らが観戦していたアルプスから、貴賓席に陣取る星野シニア・ディレクターが見えた。
観客に手を振る星野さん。湧く観客。ナマで見たのはそれなりに感動ではあったが。
自分も手を振り返しつつ、口は「なんとかしてくれ、なんか言ってくれ、働いて、星野さん」
と動かしていた。
おお、ちっとも冷静になってないやんけ、というオチやな。
いや、怒るのは、よくなって欲しいと思うから、本当はできるはずやと思うから、だ。
とこれ、フォローになってるかどうか。