コミュニケーションスキル・ケーススタディ2。

先日ここで紹介した、私に「おっさーん、おっさーん」と叫ぶ隣の子。
彼に、またしてやられた。どうにも悔しい限りではある。
昨日昼下がりに出勤時、また家の前であそんどったので、いつものように
「こんにちはー」と挨拶した。つうか年下からするもんだ普通は。
と言っても通用する相手ではないのでそこはなんとか抑えた。が。
彼から帰ってきた言葉は、またしても衝撃を与えるものだった。
それは、
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「ねえ、野球やってるん??」
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これ、いったいどういう意味だろうか。
彼の中では、「この時間に出て行く男の人=野球選手」なのだろうか。
私が野球選手に見えるということか。もしそうならば、彼の観察力には
かなり疑問符がつくところだ。
あるいは彼一流のイヤミなのだろうか、と悪くとるのは被害妄想か。
またあるいは、ユニフォームを干してるとことかを見られたのだろうか。
いやあれは、野球やってるというか、コスプレのようなものなのだよ。
(子供に何言うねん)
または、シャドウピッチングや素振りをしているところを見られたか。
いやいやそれも、「空手の通信教育」みたいなもので。とほほ。
まあ何であれ、ともかく今回も気の利いた応対ができなかった。
「昔はやってたんだけどね。今はやってないなあ」と素で答えるにしろ、
「おおそうか。『野球オタク』ならやってるけどな」と返すにしろ。
もっとやりようはあったはずだ。
実際の私の返答は「えええっ、や、やってないけど」、だった。
むむむ。これではいかん。向こうに主導権を握られっぱなしではないか。
こないだは、刀で追い回されたし。完全に流れがあっちに行っている。
またの機会には是非リベンジしたい。
今度はこっちからわけわからん問いかけをしたろうか。
そうすると彼のお母さんからさらに危険視されそうである、というのは蛇足。