Always look at the bright side.

たまには仕事の話など。
いささか手を焼いているクラスがあって。
よく言えば明るい、悪く言えばナメた生徒が多くて。
よく言えば活気のある、悪く言えば浮ついている雰囲気であった。
生徒時代からこちら、教師時代も含め、張り詰めた緊張感ある授業、
というのが理想の授業であり、そうでないのはそうではない(何を言っているのだ)
と信じきっていた者としては、なかなか難しさを感じていた。
その曜日には朝から胃がキュんとなるほどであった。大袈裟でなく。
全く、キュんとなるのは胸だけでよいものを。
しかし考え方を変えた。自分の考えに凝り固まるのでなく、与えられた環境で
最善のものを得るのが本当のあるべき姿なのではないか、と。
明るいならその明るさを、活気があるならその活気を活かせばいいのでは、と。
ナメてたやつに対しては、うまいことイジり、またホメ殺し、いや殺したらいかんわ。
ホメたおし、うまく周りを盛り上げてくれるように持って行こうとした。
するとどうだ。よく声を出してくれる。なかなかいいクラスになりつつあるじゃないか。
これでもうちっとテストをとってくれれば、言うことないのだがな。
この成功体験は自分にいい風に作用しつつある。いや成功てことにしとこう無理矢理(笑)
「difficult」であったのものが「challenging」なものに変わりつつある。
今度はあのお通夜クラスをどうしてくれよう。