土佐出会いの旅1「龍馬伝」。

普通に日常を送っていくことが、残された者の使命。
そう思いなおし、普通に綴っていくこととします。
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愛車七色仮面&ナビゲイター説子の最初の遠征は、高知であった。
円高速の恩恵と距離の兼ね合い。イベント性。異国度。
そしてオタク欲求充足度、が決め手であった。
半ば優越感に浸りながらETCゲートを潜り、西へ向かう。
快調に行程は進んだ。途中「石はね」にフロントガラスをやられるという
ハプニングもあって少々凹むが、それも何するものぞ。ゆきゆきて神軍
海を渡り、山を潜りいざ、土佐路へ。ただ、惜しむらくの悪天候
ヨメの雨女パワーにあらためて脱帽。
高知着後は、まずは当たり前のように、桂浜へ。
龍馬像とともに、太平洋を前にし、日本の将来に思いを馳せる。
まだまだ遠い、日本の夜明け、である。
隣接の闘犬センターも訪問。
「子犬ふれあいタイム」では、子犬とは信じられない「大物」と楽しい
ひと時を過ごす。土佐犬特有のくにゃくにゃ皮膚にメロメロとなる。
その後闘犬見物。なんというか、自分の中の本能を揺さぶられる、
そういう光景を目にする。貴重な体験であった。
さらに龍馬記念館へ。数々の展示品のうち、目をひいたのは、膨大でかつ
個性的な、龍馬の手紙であった。面白いたとえ話やあけすけな放言に
彩られつつ、かつ、憂国の情と飽くなき大志を綴った手紙にはとてつもない
魅力を感じた。こういう、明るく大きく考えられる人が、今の日本にも
必要なのではないかなあ、、、今龍馬が生きていれば、今の世をどう見るか。黙考。
しかし龍馬、「きんたま」て書きすぎやろ、とも。
宿に帰り、夜は「龍馬伝」を視聴。この土佐の地でこの番組を見ることの感慨。
しかし、福山君は「きんたま」とは言わんのやろうなあ。
おお、一日目は全くオチもなく過ぎてしまった。二日目以降はそんなことないので、
乞うご期待、であるよ。バイナラ。