七色仮面。

クリスマスに、新車はやってきた。これもよくできた話だ。
いい子にしていたから、サンタさんがご褒美をくだすったのだろう。
もっといい子にしていたら、お金まで出してくれたかもしれない(罰当たり)
来て見た第一印象は、あれ?こんな色だっけ?というものであった。
気づかなかったが、日向で見ると、非常にいささかピンクっぽいのである。
いやはや、ワタクシ、ラベンダーとライラックを間違っていたらしい(アホ)
ピンクの車に乗っていい男は、林家ペーだけである。本当に乗っているかは知らん。
外から知らない人が見ていて、どんな可愛い娘が乗っているのか、と思ったら、
出てくるのがクマオヤジなんだよこれが。全くごめんなさい、という感じだ。
と、しばらくは正直、意気消沈していたのである。
ところが不思議なことに、やはり日陰で見ると、紫かかったいい色なんである。
或いは、夜帰宅時にもう一度見たが、銀が強調されいいな、という感じにも思えてきた。
ある時はピンク、ある時は紫、そしてある時は銀、いろいろな色が楽しめて、
いいんではないか、と、あれ、これ無理矢理自分に思い込ませている??
実際、条件によって見え方が違うということで、車と対話をしている感じもしてきた。
いきおい、何度も見に行ってしまう、ということになる。あ、やはり嬉しいのか自分。
お前の名前は、決まりつつあるぜ。「七色仮面ライラック号」でどうだ。(通称ライラ)
それがいやなら、「玉虫色の回答君」もまたよし。(通称たまちゃん)