大リーグ・プレーオフ展望。

というわけで。また「夜の仕事」の役得を感じる季節だ。
少し遅きに失した感があるが、今日は、CSに突入した大リーグについて。
あー、極東の島国でもなんか、今日から似たようなのが始まるらしいすが。
ま、二番煎じは二番煎じですな。いや、二番煎じにすらなっていないか。
どうにも触手、じゃなかった食指は動かない(イソギンチャクか君は)
あまりこき下ろすと負け惜しみぽくてみっともないのだが。ともかく、
楽天を応援しようと思っていたが、指揮官をとりまく問題(去就&リンデン)
と、それに対する指揮官自身のあり方にほんま嫌気がさして、醒めた。
マスコミもマスコミで。煽るところを間違っているのではないか。
まあ踊る阿呆も阿呆なわけではあるが。野球で盛り上がろうよ、盛り上がるなら。
といって、仙台のファンと選手に罪はないので、生温かく横目で観るとする。
と、話がそれてしまった。
今日は、大リーグである。
今勝ち残っているのは、ニューヨーク・ヤンキース、ロサンゼルス・エンジェルズ、
フィラデルフィア・フィリーズ、ロサンゼルス・ドジャーズ、の4チーム。
文句なしのビッグネームが揃った感。フロックで勝ち上がったチームは、ない。
このうちどこどこが勝ち上がっても、ワールドシリーズは面白い組み合わせだ。
ヤンキースドジャーズなら、古のNYの人気を二分した古豪同士の決戦となる。
(もともとドジャーズはニューヨークの下町・ブルックリンを本拠としていた。
 ブルックリンには、半世紀前の移転のことをいまだ愚痴るファンもいるとか)
また、ド軍の知将ジョー・トーリが古巣相手にいかに戦うかも見ものである。
ヤンキースフィリーズなら、常勝軍団対ディフェンディング・チャンピオンの
ガチンコ勝負が期待できる。NY嫌いが多いであろう(印象にすぎないが、たぶん)
完全アウェーのフィラデルフィアで、ヤンキースがどう闘うかも興味深い。
エンジェルズ―ドジャーズなら、今度はLA決戦となる。新鋭と古豪の対照の妙。
全米的にはLAで独占、というのは微妙だろうが。「赤と青」はきっと画面映えする。
エンジェルズ―フィリーズなら、、、地味なカードとはなるが、こうなった場合、
行われる「野球のレベル」は一番高くなると予想される。玄人受けする顔合わせだ。
個人的には、4チームのうち一番「小さい」野球をする、エンジェルズに
肩入れをしたくなってしまうが。ヤンキースを倒せるとすれば、ここかもしれない。
「柔、欲情をSEX」、いや間違えた、((c)浦沢直樹
「柔よく剛を制す」の例を期待したい。
しかしまあ、先発が弱いからな。ラッキーで(幸運で、じゃない。投手の名前)
勝てなかったら苦しいかな。エンジェルズとしては初戦必勝であると見る。
初戦をとればもつれた展開となりそうだが、敗れればスウィープ(0−4)もある。
一方のナショナルリーグは、投手陣打撃陣の顔ぶれで見ればド軍であろうが、
フ軍にはなんといっても去年の経験がある。戦術含め総合的に見れば互角であろう。
特にフ軍は地区シリーズでも驚異的な粘りをみせており、その勢いを持ち込めるか。
いずれにせよ、7戦までもつれる好勝負、期待したい。
と、おきまりのまとめかたで恐縮です。
またワールドシリーズ前に再びコメントいたします、て誰が読んでんだか。