怪奇現象を読み解く。

何回も書いているが、我が家は静かな、やや古めの住宅街にある。
いうても閑静、というのとは違う。私の帰宅時は真っ暗闇であり、
ある意味「怖さ」「不気味さ」を感じさせるような静かさである。
おまけにたまにBルート(何だ)で帰宅すると、墓場までがついてくる。
ちなみにこのBルートでの帰宅時は、ここだけの話(ヨメには内緒だ)、
買い食いをして帰っている確率が高めである。惣菜パンなりお菓子なりを、
墓場でガサガサっとパクつく様子は、傍で見れば恐怖極まりないのでは。
全く。うっかり墓場でDABADAならぬ、墓場でMETABO、である。(わかんねー)
おっと、蛇足な告白で話がヨレてしまった。毎度ながら。本題に戻る。
そんな不気味に静かな夜。最近気づいたことがある。
どうも最近、遠いはずの電車の踏切の警報音やら、パトカーのサイレンやらが
よく聞こえる気がするのだ。また俺自身の変調か、、、と一瞬暗くなるも、
おそるおそるヨメにその話をすると、そういえば、とヨメも同意。ふむふむ。
不思議だ。この現象。原因はなんだろう。いくつか考えてみた。
1−最近宅地化で近隣の山が伐採されてるので、音が遮断されなくなった。
  または音を吸収しなくなった。
2−最近新たに立った家のため音の伝わり方が変わった。
3−警報音またはサイレン音自体が大きくなった。(なんでよ)
4−俺どころかヨメまで変調をきたしている。(冗談じゃねえ)
どうでしょうか。皆さんも少し考えて頂ければ幸い。
と、解決を求めてぐぐってみたら、なんと、天気関係の言葉に
「天気が悪くなると遠くの音が聞こえる」てのがあるらしい。面白い。
雲への反射の関係や、地表と高層部の温度差がなくなる関係から起こる現象らしいが。
真相はこの辺にあるのかもしれない。ためになったねー。
こんなとこにも見え隠れする梅雨の影響、なんかね。
去年はこいうこと、気づかんかったね。そんだけ住み慣れてきたんかな。
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<本日の言葉>
悩み続けた日々が まるで嘘のように
忘れられる時が来るまで 
心を閉じたまま 暮らしていこう
遠くで汽笛を聞きながら
何もいいことがなかったこの街で
       アリス 「遠くで汽笛を聞きながら」より


いや、いいことはいっぱいあったんだけど。言葉のアヤですわ。