インフルエンザ狂奏曲。

ついに新型インフルエンザが上陸した。
ほんのつい先日までは、全く他所の世界の出来事かと思っていたが。
職場も一週間の閉鎖。自分が感染しているわけではないが、十二分に
自分も損害を被ってるよなあ。電話をかけまくる間、そう思った。
子供は休みやけど、我々は休みとちがうんやろうなあ(てゆうか無指示)。
こういう非常時て、平時に潜在していた心理が顕在化するよな気がして。
それで、すごくしんどくなる感もある。冗談でなく熱でそう。
しかしま、それはここではおいといて。
なんでここ関西だけでこんなに発生しているのか、とかは全く不思議であるし。
なんでこんなに騒ぐのか、というのも不思議である。弱毒性にも関わらず、だ。
「使命感」に燃えるマスコミのみなさんには悪いが。台風中継にも似た違和感がある。
或いは受け手の不勉強も腹立たしい。豚肉コーナーやメキシコ料理屋では閑古鳥だったという。
どうやら、この国では、非常にあっさり国民を扇動することができそうである。
また、「休まさんと何言われるかわからんから休ませる」てのが諸所の休校命令の
動機ではないんかとさえ思ってしまう。呼びたくない親戚を結婚式に呼ぶ動機と
同レベルではないのか、と。すんません。言い過ぎかも知れんけど。むかついてるので。
しかしま、それもおいといて。
ウイルスは、生物とも無生物とも判断がつかない未知の存在であるそうな。
また、単純かつ精巧なつくりにして、美しいほど整然とした、完全な存在だそうな。
誰が人間を万物の霊長と呼んだか。実はウイルスこそ万物の霊長なのかもしれない。
今回の狂騒は、「人間よ、驕るな」というウイルスからの挑戦状であるようだ。
まずは弱毒性でジャブ打っとくので、人間がどう返すか御手並み拝見、というとこか。
また、極めて非科学的で恐縮だが。豚と鶏に対し、感謝を忘れ搾取を繰り返していた
その行為にたいする、タタリなのかもしれない。ごめんヨークシャー種。ごめんブロイラー。
これも前々から思っていた根も葉もないことだが。一部宗教で豚を忌み嫌っているのは、
実はこの現況を予言してのことだったのかもしれない。すみません。話が大きくなりすぎた。
もっと卑近な話では、今回のことで自分の夏休みがなくなるのではないかと非常に不安。
これも豚のタタリなのだろうか。といいつつ、昨晩はサムギョプサルをたらふく食べちまった。
もっとも、「ありがとうありがとう」と噛み締めながら食ったのではあるが。今更。
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<本日の言葉>
Q: How did that pig get on the roof?!
A: The swine flew!


む。寒い。寒気がしてきた。