「姉さん事件です」

姉さん事件です(誰が姉さん)
いやはや、びっくらした。ちょうど先日前頁の「ありがたい」を書いたあとに、
家の呼び鈴が鳴り。「すみません○塚警察のものですが」と。
「ついに来たか」と私は狼狽した(なんでよ)。それも一瞬。
「昨夜午前1時頃から今朝にかけて、△△さんとこに空き巣が入ったんですわ」
 何かお気づきになったこととかないですかね…」と。なんとびっくり。
周りではうち同様に、警察が聞き込み、奥様連は立ち話で情報交換中…
△△さんは、うちから30mもないところにあるお宅。交流ないけど。
しかしそう言われても、とんと心当たりがない。「すみませんわかりませんわ…
ヨメさんにも聞いときます」と返答。しかしこれは、「白昼に自宅に篭っているが、
私は家族のいるちゃんとした(してないかもしれないが)生活者である」ということを
警察にアピった、という意図もあった。て、何故アピらねばならないのかわからんが。
ともかく、昨晩と言わず、毎晩ガーガー気持ちよく寝ていたので、全くわからん。
しかしそういや、昨日はいろいろなことが普段と違っていたんだな、、
お風呂の窓を通常は少し開けていたのだが、この日はどうした拍子か開けてなかったし。
門灯をいつもはヨメがつけてくれていたのだが、昨晩は何故か帰ったら真っ暗だったし。
精神的に未熟な子供は、近親者の死に対し「自分のせいだ」と思って自分を責めるらしいが。
それと似た心境にもなってしまった。あるいは、その△△さんの向かいの家の警報装置を
深夜帰宅の多い私が何回も鳴らしてしまってて(前通っただけやのに)。いつの間にか、
鳴らなくなったなー、と思ってた矢先のことなので。私のせいで止めはったんかなあ、とも。
早速ヨメに報告し、「いやー気づかなかったねえー」とその時は話が終わっていたのだが。
その夜、職場からの帰り際、ヨメからの悲愴なメールが。「思い出した、夜寝てたら、
女の人の声が外からして目を覚ました気がするねん。怖くて家に帰れないから時間つぶしてる」と。
怖くて…とか言う非常に似合わないセリフの(見られたら、死)意外さに一瞬萌えを感じるも、
いやいや、そらとんでもないわ。どうも空き巣って男という先入観があったが。その時ひらめいた。
そういえば、その空き巣が入った晩の昼間、「ピンポーン、ピンポーン、ぴーーんぽーーん!!!」
と呼び鈴を乱打されたので、何やねん、と正直少々ムカつきながら、「はい何か!」と答えたら、
モニターに、頭もじゃもじゃで、大きな袋をかかえた、厳しい顔のオバハンが映ってて、
「クリーニングの御用聞きですけど、奥様いらっしゃいますか!」と怒鳴った。ちうことがあった。
何か、長期で引き取りに行ってないものでもあって、それで怒っているのかと思いつつ、恐る恐る、
「いやいませんけど…」と言うと、「じゃいいです!」と一瞬で引き下がり、去ってった。
で、隣家に同様にピンポンに行く姿がモニターに映っていたが… よく考えればあれは怪しすぎる。
こんなこといったらあれだが、あれは商売人の人相ではない。また、あんな様子の接客をしてたら、
おそらく仕事を取ることなど不可能なはずだ。じゃあ、あの巨大な袋は… 中身は衣服…?? 
大体、呼び鈴三連発は不自然すぎるやろう… 三連発はバックスクリーンやで(蛇足)と想像は膨らむ。
犯行推定時間からは、ずれているが。留守だったら入るつもりだったのか。或いは下見???
いやま、ほんまに人相の悪いクリーニング屋、だったのなら、ほんまに申し訳ない限りなのだが。
いやはや、まさに生き馬の目を抜く世の中。ほんまに油断のスキもない。気をつけねば…
皆様も、特に、同一犯人の犯行可能区域にお住まいの方(誰や)、くれぐれもご注意下さい。
まあ、何事もなく無事に暮らせている。それだけで「ありがたい」のか今日日。
と、うまくまとまってどないするねん。あかんやん。
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<本日の言葉>
「犯人は必ず犯行現場に戻る」


そう思って、毎日用心してキョロキョロしているのだが。
午前様でこれやってるから、めちゃ怪しいに相違ない。そのうち通報されないとも限らない。
ただでさえ怪しいのに(蛇足)