「ありがたい」

水曜どうでしょう』という番組が好きで、再放送を何度も繰り返し観、
北海道旅行では、あの『聖地』もわざわざ訪れ。芝生の丘で心行くまで転げまわり。
今度はDVDにも手を出そうかとしている始末である。(結婚記念日の記念品だ。おおそうか。)
ベトナムユーコンコスタリカ、ジャングルへの旅、それは人生の今後の目標である。
また、結構前ボスから(常ながら)かなり断片的な情報から、ドイツだかのある塔に
礼状を出したいから探して欲しいといわれ調べていたら、なんと「ヨーロッパ編」でメンバー
が格闘したあのオヤジだったり、と。人生の諸所に既に『どうでしょう』が食い込んでしまっている。
そして、人生の最終目標は、やはり「お遍路」をしたいなあ、ということである。
四国で生まれた自分である。最後に四国を巡り、人生の締めくくりとしたいなあ、と思っている。
いや、何なら、「案ずるな受験生!」とばかり今年から行ってもいいのだが、その辺は要交渉か(笑)
言わずと知れた、『四国八十八箇所巡り編』のクライマックスは、主人公やその他の脇役が、
四国山中で「ありがたい…」と悟りを開く場面ではある。常々それを体感したいと思っていたが。
が思ってみると普通に生活してて、ふと「ありがたいなあ…」と思う場面も結構あるではないか、と。
前、晴れた日にセンタク干しとったら、突然「ああ、ありがたい…」
あるいは別の日に、出勤時に家の近くの坂を下りて、木陰から街を見とったら「ああ、ありがたい…」
と去来してきたんである。全然、何の脈絡もないねんけど(笑)。
別のもんが降りてきて、えらいことになることも、ままあるわけではあるが。
いかに「ありがたい…」が降りて来るようにするか、てのが処世術なような気もする。
ま、だからといって頑張らんでいい、という口実にしたらいかんわけだが。
今日もいっちょうやるか。ベトナムに、お遍路に行くために(こら)
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<本日の言葉>
「春に百花あり、秋に月あり、夏に涼風あり、冬に雪あり、
 もし閑時の心頭にかかる無くんば、すなわち是れ人間の好時節。」

                          無門慧開禅師