WBCその8「サムライの意地」。

I still love you girl
I really love you girl
And if he ever hurts you
True love won't desert you
私はまだあきらめてないぞ。
未練と言われようが構うものか。もう一度、もう一度、、、
て何の話だか(笑)
昨日は誠に残念で、悔しかった。韓国の監督も言うとおり、
野球のレベルは日本のほうが上なのかもしれないが、それでも負けるのが野球。
しかし初回の韓国の気迫はすごかった。普通、ああいうのって空回りするんやけど…
いい当たりが正面をつく日本、ぼてぼての当たりが抜ける韓国。たしかにツイてなかった。
しかしそういうツキを呼び込むのも実力のうちである。流れが悪い、で済ませてはいけない。
流れをコントロールするのも、野球においては重要である。その意味では、韓国の方に
一日の長があったのではないか、と。また、ここにきて日本のメンタルの弱さが露呈している。
弱いなら弱いで、スタッフがフォローしなければならないが、それもうまくいっていない。
初回のバタバタも、ちょっと監督コーチが呼吸をおけば、また違ったのではないか。
韓国やキューバは、ああ、いいとこで間をおくなあ、というとこで必ず間をとってたぞ。
ベンチがフィールドと一緒になってバタバタしていては、勝てるものも勝てない。
原さんの采配も、少してんぱり気味な気がする。判で押したような「内川に代打稲葉」に、
何か深い考えはあるのだろうか。或いはあなたも「慢性左右病」に罹患されているのか。
そこいくと、じゃあ岩田が左打者に一回目の四球出した時点でスイッチだったんじゃないかなあ…
あの押し出した、北川と関本を足して二で割ったような顔の右打者で田中だったんじゃ…
田中の準備ができてなかったのか。しかし緊張しいの岩田には重い場面だったと思うのだが…
腕がちぢこまっていたし。阪神ファンとして日本の皆様にすまなく思う。
まあ、この期におよんで監督・選手批判はしたくないのだが、どうしても苦言を呈したいことが、
あと二点ある。まずダルビッシュ、「ついてなかった」というのがたとえ本当だとしても、
それは当事者が口に出して言ってはいけないセリフではないだろうか。
また、岩村が城島が繰り返した、外角球の判定に対するクレーム。あれはほんまに見苦しい。
確かに、とったりとらなかったりで頭にきていたのかもしれないが。ほんまにいい球だった。
ストライクと言ってもおかしくない球で、ああいうクレームて「見えてませんでした」と宣言
してるようなもんで… 挙句の城島退場。今の空気は本当に最悪である。
サムライジャパン、という名称は好きではないが、サムライの名を冠するならば、その真髄を、
今こそ見せるときではないか。見せられないならば、ま、似合わぬ看板だった、ということだ。
幸い、まだ首の皮は繋がっている。再びマウンドに旗をさされ、ズタズタになったプライド。
それを取り戻すためには、奇跡を二度起こすしかない。シナリオとしてはまずまずではないか。
というわけで、本日のキューバ戦。応援したい。が。
まったくこの試合があることは想定がなく、まさに試合のど真ん中の時間に、大事なアポを
とってしまった。まさか「野球がありますので…」と変更してもらうわけにはいかんやろか…
或いは先方さんが「野球みたいですねえ…」と言ってくれんやろか… ま、ないな。
会合を、「電気屋での立ち話」にしてしまうのも一興だが。それもなあ…
ま、気合だけサンディエゴに飛ばして、応援してもらうとしよう。(会合に気合は)
*****
「片手にピストル 心に花束、唇に火の酒 背中に人生を
 ああ… ありがとうジェニー(誰や)」



すみませんいささか壊れています。「サムライ」です。
男は誰でも不幸なサムライ、花園で眠れぬこともあるんだよ。