WBCその4。

まずは日本代表(あくまでサムライとは言わんぞ)、
一次突破おめでとうございます。特にイチロー。さすがに打つべきところで打つ。
打たなならないところでは打たず、打たんでええ時に打つ、そういう選手は多いが。
偉い違いである。さすがである。日本国民の多くも昨日はうまいビールを飲んだのでは。
あとは、やはり内川の追加点、あれがきいた。一味違う。さすがはムーラン推薦選手。
しかし今朝に来て違和感を覚えた。水を差すようで悪いのではあるが、昨日は昨日で
祝ったらええわけやねんけど、今日は今日で気持ちを切り替えないかんのではなかろか。
奢れる者は久しからず、である。これはねえちゃんにメシを奢り続けると財政が苦しい、
という悲哀をあらわす慣用句である(おい)。前回のことをお忘れだろうか。
今回は前回以上に、前半の「前フリ性」が強いシステムである、てうまく言えないが。
あまり浮かれると前回の逆をやられないとも限らない。勝った勝ったの喜びは昨日に
おいておかねばならない。もっとも、今日コリンズ氏がまた牙を剥けば全然事情は変わるが。
ちなみに、コリンズ氏は関西では某芸人のためにやたら取り上げられているのであるが、
他の地方の方にとっては、ただの外国人監督、にすぎないのであろうが。ローカル性の妙だ。
しかし本当に野球は面白い。個の集積が全体とはならない。組織の難しさがよく現れてる。
台湾の敗退は言うを待たず。昨日もオランダ―ドミニカ戦を観たのであるが(観るな)、
ドミニカのスポーツ新聞一面には「魔さか!」と書かれてるんだろうな。本当に驚いた。
蘭国エースのポンソンが安定していたのが勝因だったのだろうが、ドミニカの油断もあったか。
ちなみに私は一部で(どこで)「ポンさん」、と言われているのでポンソンには親しみを覚える。
或いは蘭国の一塁手、ランダル=サイモン選手は、私にとっては嘘みたいなパチモン臭い名前である。
この楽しみを共有できる人が少ないのが、いささか残念ではあるが。日本との対戦がもしあれば、
ランダル=サイモンの名も日本に轟くであろう(なわけね)
しかしなあ、ケーブル局よ。全試合中継!を歌うわりには、観たい人が多いであろう生カードを
別料金にするのは、少々あざとくないだろうか。日本戦は百歩譲って地上波があるからいいとして。
といって、地上波は、あのタレントがいる限り非常に嫌悪感を覚えるのであるが。それはまた別の話。
例えば、今日の韓国―中国戦を別料金にされると、オタクとしては、もう頼むしかないではないか。
で、頼んでしまった(おい) すっかり思う壺。需給のバランスで価格が決まる、せちがらい世の中よ。
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<本日のつぶやき>
今回台湾に、チン・キンポウは出とらんかったのかな。
ひそかに聴覚的にファンだったのに。つまらん。(御粗末)