少女に何が起こったか。

引き続き多忙につき。他に書きたいことはあれど、
今回は短くしょうもない、もとい、コンパクトな話。
ここで紹介することの多い、例の高一クラスは、確かにしんどいが、
ネタにことかかないので、なんとかやってられる側面もある。
というのは嘘で、真っ暗闇の中、キラリと光が射す瞬間がほんまあるのだ。
そのためにやっているようなものだ。ネタもネタでまあ、楽しみなのだが。
で、また長くなりそうなので本論に入ると。また出たよ。強烈なのが。
「Dutch colonistsがボウリングをアメリカに持ち込んで云々…」という英文を
やっていたのだが。そんとき。非常に真面目そうなメガネを掛けた女子生徒が。
偏見でものを言ってはいけないのだが(なら言うな、だが)、状況説明のため止むを得ず言うと、
あー、家でマンガ書いてそう。クラブは絶対文化部だな。つうタイプである。
その子が。
「植民者の妻が…」と言ったので、正直、狼狽してしまった。
どう返答していいかわからず。「あー、妻はやばいよね」という言葉をぐっと飲み込み。
「あー、妻じゃなくってね。昔アメリカはオランダの植民地やってね。ニューヨークつうたら、
その前はニューアムステルダムいうてたの。ちなみにこの、ニュー○○いうの、そういうの多いよね。
ニュージーランドとかニューハンプシャーとか。日本でも北海道には新十津川村、みたいのがあって。
ああー話はよれましたがとにかくこれはオランダ人植民者つうてね…」
ボス譲りの「ごちゃごちゃ話を並べ立てて煙に巻く作戦」に出て。
妻とDutchの関連性を可及的速やかに希薄にすべく腐心した。ま、どうやら狼狽しているのは
私だけだったようで。その点は安心したのであるが。
なんでこの真面目そうな子の頭の中で、妻とオランダ人が結びついたのか。死ぬほど悩むものである。
いくら考えても、私にもとんとその関連がわからないので(嘘付け)