景気の波。

不景気風吹き荒れる昨今である。
素人考えでは(おいおい経済学修士)、あんまり皆が景気悪い悪いというから、
ますます買い控え、生産減、雇用調整、リストラ、うんぬんかんぬん、と
いうことになり、ますます景気が悪くなる、という際限なき負のスパイラルに陥るのでは。
思いっきり語弊を恐れず言うが、ここはかの大本営発表の如く、あえて情報を止めるのも
ひとつなんではなかろうか。そうできないのは倫理上の問題か、はたまた、
何か不景気になることで都合のよくなる人がいるのか、とも勘ぐりたくなるが。
「それによって誰が一番得をするのか考えよ」てのが推理の大原則であるからな。
景気ってなんだろか、てのを解き明かすのも経済学を志した動機のひとつだったのだろが。
おおそうか。そんなことは大学に入った瞬間に忘れてしまっていた。今頃になってー♪
理論的な話は、偉いノーベル賞級の先生方に任せるとして(偉い先生方にも解明できてない
つうのは皮肉な話だが) 思い切り低いレベルで思考実験してみる。
景気の流れつうのは、お金の流れと言ってもいいんやろか。同じ流れるものとして、
車の流れみたいなもんやろか? 不景気つうのは、その流れが止まってしまう、いわば
渋滞みたいなもん? 渋滞最大の原因は、狭隘部、交差点等の合流、暗いトンネルの入り口と、
そして下り坂から上り坂に切り替わる部分(=サグ)らしい。(道路オタク炸裂中)
道路を広げる、交差点に信号をつける、トンネルを明るくする、高架にしサグを解消する、
などという物理的な解決法もあるんだろが。運転手自身の心がけでだいぶ改善されるという
側面もあると聞くぞ。たとえば、関東などでは「ファスナー式合流法」、つまり一台ずつ
交互に進入しましょうという暗黙のルールが徹底されているらしい。(関西ではまだまだ、というか無理)
また、トンネルやサグでは、「皆がブレーキを踏む」というのが大問題となってくる。
あ、昔後輩の『熱い男』が「トンネルでブレーキ踏む奴は死刑にすべきですよ!」と
憤っていたのを思い出したぞ(苦笑)。ま、死刑は行き過ぎにせよ、あえてブレーキを我慢する
ちうのも大事なのかもね。もちろん「ブレーキ踏むな」てゆう告知も大事だろうが。
あるいは、誰もがブレーキを我慢できない程の急坂の場合はそれこそ大工事が必要だが。
ひとり一万円だか二万円だかを皆に配ることがそれになるのかは。わからん。そいえばその話は何処へ?
寧ろ逆転の発想で、波の下での降下を楽しむ「サーフィン」を気取るのも一興ではないだろか。(勝手なことを)
というわけで、このご時勢に気は引けるのだが、敢えて胸を張ってこの正月は奮発しよう。
(自己弁護、ともいう)
死刑といえば、「路肩走行する奴」こそ死刑にするべきである。(裁判員になったら洒落ならんが)
しかし、案外、この手の輩が増えているかもしれんですぞ昨今。どうやら。
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本日の言葉:
もちろん
「トンネルでブレーキ踏む奴は死刑にすべきですよ」 熱い男