血液型何型ですか。

O型自分の説明書

O型自分の説明書

B型自分の説明書

B型自分の説明書

*******
と問われれば「何に見えますぅ、うふ?」と、ぶりっ子を演じる時もあれば。
或いは、「C型です」とオヤジギャグをかまして、どん引きされるか、である。
確かにしょうもないが、この応答からその人との距離感がはかれる意味はある。
いや肝臓のことじゃなくって、、と来ればしめたもの。つうか肝臓にあまり自信はない。
また、しょうもないが、真実をとらえていないこともない。C型。脇の甘いO型である。
それ以前に、私はおそらく見たまま、Oと言われるだろう。顔が丸いのもあるが。
それとは別に性格面としても。それが何か悔しい。悔しいと言えば、その昔、
生物の授業で血液型の実験をした時、A試薬とB試薬に血液をつけて反応を見る、
てのをやったが。やはり何も反応が起こらず悔しかったのも覚えている。
てゆうか、もし起こったら結構ややこしいことになって、それも一興だったのだが。
うちは両親O、兄弟全員O、という純正O家系なので。A因子B因子はあり得ない。
もっとも、親父は「俺はRHマイナスやから、市に3人しかいないねん、特別や。宇宙人や。」
と豪語していたが。しょうもない豪語がこの親父の特徴でもあるのだが。それはまた別。
自分もひょっとしてRHマイナスではないか、と少しトキメいたこともあるのだが(何でや)
どうやら普通にバリバリのプラスらしいし、なんだ。つまらん。実につまらん。
てゆうか、この話前したことある気がするぞ。ま、初めて読む人には初めてやし、まええわ。
最近またぞろ血液型ブームだ。なんつうたら血液型。くだらん。実にくだらん。面白くない。
といいつつ、上記の二冊を買ってる時点で、時代に圧勝ならぬ圧敗である。それも悔しい。
たかが血液に人間が四分類される。そんな馬鹿なことはない。と思いたい。
つうか、人生の前半は時間の大部分をO人間としか過ごしたことがなかったので、特にそう
思っていた。が、いろんな縁で、A人間やB人間、特にB人間と時間を多く過ごすようになった時、
あー、結構あるかも、と悔しいが思い直しはじめた。世にあまた説はある。中でも、
O型=原始狩猟民族、A型=農耕民族、B型=遊牧民族、AB型=農耕遊牧混合型(新型)てゆう、
なんかで読んだ発達史学上の説明はなかなか説得力があるような気もする。
(ダイエットの真髄は、自らの血にあった食事。Oなら肉、Aなら穀物、Bなら乳製品、て話だ
 つうかこの話も前、した気がするぞ)
あるいは、文字からうける私の直感的印象は。これ結構いけてるかもよ。どうだろ。
Aはとにかくその「先っぽ」である。この先でいろいろなものを刺す。それを支える横棒は「意地」だ。
その「意地」をはずせば、とがった部分がなくなり、ぺしゃんこになっちまうのだ。
Bはまっすぐな棒に山二つ。根はまっすぐなんよね。ただ横に張り出して主張する。よっ張り出し横綱っ。
でしかも起伏が激しい。しかし起伏の「伏」の方がまっすぐな部分に触れてるのね。実は。
Oは、Oはねえ。ま、「ゼロ」ととればそれまでだろうし。「丸」ならいいことなんだろうけど。
「輪」から八方丸く、と説明されることも多いが。体だけでかくて頭はからっぽ、てなる危険も孕む。
禅僧などがよく好んで、「○」を描き究極の悟りを表すらしい。即ち「妄想の雲の晴れた本来の心」、と。
ま、理想としてはこうありたいものだ。ま「C型」の私には、まだまだ修行が足りんわけで。
あ、冒頭の本の論評を忘れておりました。
悔しいかな、帯の挿絵の「危なっかしいパフォーマンス精神 必要以上」「そこかしこに謎のキズ」
「裏はザツ」(←強調したい)「ひみつの情報まんさい」 これだけで、充分説明しつくされている気がする。
あ、これO型のほうね。もちろん。
B型のほうは、いろいろ微妙なので(何がや)、コメントを差し控えたい。
*******
本日の言葉:
「円なること大虚に同じ、欠くることなく、余すことなし」