日本の夏。球児の夏。

暑い。
海の日からこちら、気温はぐんぐん上がるばかり。
甲子園地方予選が全国で佳境に入るにつれ、紫外線パワー全開である。
球児は紫外線をこれでもかとメラニンに自動変換。球児には夏が似合う。
前にも書いたが、私は、本大会も本大会で楽しみなのだが、地方大会こそ
むしろ真の高校野球の感動があると常々考える。夢の舞台に向けての戦い。
近いスタンドからの地元の声援。球場の土煙。そういう場面設定がよい。
また、勝てば天国、負ければ終わり、の緊張感が勝負に与える影響。等等。
また、野球オタク的には、一日に同時に何試合も楽しめるこのと美味しさ。
ともかく、ここから8月にかけての一週間は、テレビに新聞にネットに、
各メディアを駆使して、感動情報を吸収するのに忙しい毎日である。
私が、全国の予選の中、注目してる闘いを、少し紹介してみる。(いらん)
ただ、ジンクス的には、私が注目しだすと結果が悪くなるような気がするので
その辺は微妙なのだが。そんなことはないと思うが、もしそうならごみんね。
早稲田実、慶応の戦いぶり。この両校は、応援が非常に秀逸なので、
 是非甲子園でまた見たい。できれば、甲子園で早慶戦をやって欲しい。
東洋大牛久大野久監督、初の甲子園なるか。立ちはだかる恩師・木内監督。
 ちなみにこのじいさんは、やめると言うといて甲子園で胴上げまでされながら
 またしゃしゃりでてきて、私はあまり好きではない。ロジャー・クレメンス同様。
 あ、この大野さんは、元阪神で「少年隊」と言われた三人の中のひとりですね。
 (あと二人は、和田豊中野佐資。)
佐渡高校、初の決勝進出。佐渡島全島民の期待を背負い、初の甲子園を目指す。
 洲本高校、「瀬戸内少年野球団」の夢再び。甲子園で「島対決」もまたよし。
高松商業、古豪復活なるか。何度も夢砕かれた尽誠学園を今年は破り勢いに乗る。
・和歌山、日高高校中津分校。分校初の甲子園の夢。村民の夢。今年はどうか。
 何度も乗り越えられなかった智弁和歌山の壁。一丸野球でぶつかる。
福岡大大濠。予備校サボって甲子園行って観た時の、球場を揺るがす大声援が
 忘れられない。まだ残ってるな。
・富山、新湊。「魚と祭りと新高」が名物とかいうこの町。町のケーブルテレビでは
 あの「新湊旋風」の闘いを延々と再放送しているのだとか。風はそこまできている。
・今年は90会記念大会で、いつもは一代表の大阪・兵庫・埼玉・千葉などが、
 二代表を出せる。これがどう大会に影響するか。面白いもので、兵庫・埼玉
 などは、かたっぽは無風、かたっぽは大波乱、みたいな様相となっている。
 例えば、西兵庫は4強が全て公立勢。北埼玉は上尾、熊商など古豪が残る。
 他大会も、今後どう展開していくか。
・8強までしつこく残っている、友人の母校。甲子園まであと3勝。
 頂は未だ遙か遠いが、しかし、雲間にうっすら見えているような気がする。
 たとえうっすらでも、甲子園が見えるとは、素晴らしく、羨ましいことだ。
 あ。ジンクスを尊重し、校名は書かないよん。
今は、ケータイで、全国の全高校の地方予選データが。
また、第一回大会からの甲子園全試合のデータが簡単に手に入ってしまう時代で。
すごい時代になったもんだと感嘆する。いやはや。検索ばかりして本が読めん。
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(注)
福岡大大濠は残っていませんでした。
お詫びして訂正させて頂きます。
なぜこんな間違いをしたのかわかりませんが、、、