能力の限界。/代償。

昨日の試合。(昨日を見てくれ)
いやはや、球史に残る名勝負となった。興奮しどおしだった。
5−5からジャブの応酬で6−6になり、そのまま延長に突入。
おいおい、引き分けならどうなるの?どっちが有利なの?
と馬鹿な心配をしてしまい。大リーグに引き分けはないのだった。
13回表にパドレスがHRで二点を挙げ、場内静まり返る。
そして裏に出てきたのは、大リーグ最高のクローザー、ホフマン。
さすがに勝負あったか、と誰もが思ったが。が、が、が、四回言っとく。
先頭の松井稼頭央二塁打を皮切りに、あれよあれよと同点に。
なおも無死三塁。敬遠で打順は下位に回る。さて勝負。
サヨナラか。守りきるか。パドレスか、ロッキーズか。運命の一球!
わーわーわー、わわわわわわー、わわわわわわわーー、(テンション上)
わわーー、わーわーわーわーーー、わーー、ドンドンドン(花火の音)
としか聞こえなかった。残念ながら。この歴史的瞬間が、うう。
ライトライナー → 三塁走者タッチアップ → ライトバックホーム
 → 三塁走者ヘッドスライディング → セーフ、走者流血しながらガッツポーズ
 → ロッキーズサヨナラ勝ち! 12年ぶりのプレーオフ進出決定!
であったらしいが。やはり瞬時にこれだけの情報をキャッチするのは、正直無理。
むむう。精進せねばならん。とほほ。ならばもっと感動できたはずだ。
感動がスポイルされてしまった理由は別にもあって。
プライベートでどうなるか、という心配事があって、13回表にリードされた時に、
あーこれで終りか。まあ、ここで残念な思いしといたら、それで相殺されて
あっちは大丈夫だろう、とゲン担ぎめいたことを考えていたのだが。
しかしこの展開に。ええーーー、ちょっと待ってえな、と正直泣きそうになった。
結局そっちのほうもどうやら大丈夫そうなので(何のことか書けず申し訳ないす)
「この試合の感動に感動できない」ことが、そっちに埋め合わされたらしい。
と思っておく。
え、仕事、ですか。試合終了後、薬をぶっかけられたゴキブリのような勢いで
やったら何とかなりましたよ。いや、何とかなってしまった、というべきか。
バカは失敗するまで直らないのかもしれない。