乾坤一擲/必要が生む奇跡?

海の向こうでは。
大リーグ・ナショナルリーグがえらいことになっている。
空前絶後の大混戦で、終盤のきわのきわまで、半数以上のチームに
プレーオフ進出の可能性があり。一時は、最終的に4〜5チームが
最後に同率で並んでしまうのではないか。そしたらどうするのか、
なんてことが真面目に議論されるくらいだった。そんな中、
松井稼頭央コロラド・ロッキーズ(こういう言い方は好きではないが)
の進撃は目覚ましかった。最終14戦中13勝という驚異的な追い上げを果たし、
終戦にも劇的勝利し、162戦を終えて89勝73敗、ワイルドカード
(二位で最高勝率のチームに与えられるプレーオフ進出権)争いで
サンディエゴ・パドレスと全くイーブンとなった。そしてまさに今、
12年ぶりのプレーオフ進出をかけ、パドレスとの間で、
「ワンゲーム・プレーオフ」が行われている。泣いても笑ってもこの一戦。
この一戦で全てが決まる。シーズンの全てを注ぐべき一戦である。
弱小の快進撃、悲願の栄冠、乾坤一擲の一戦。映画「メジャーリーグ」を
地で行くようなもので。オタクにはまさに垂涎ものである。
この一戦を、この一戦をやで、なぜ国営的放送よ、放送せんのか。
何のために高いBS受信料を払っているとお思いか。もう金払わないよ。
松井秀樹の消化試合を放送するくらいだったら、これをやって欲しい。
まあ、権利の関係で難しいのかもしれんけど。松井秀だ松坂だと、
日本人ばかり取り上げるのもいいけど、、、 しかも松井稼もいるのに。
前々から、ナショナルリーグの扱いの小ささに不満を持つものとしては
爆発寸前である。どうせプレーオフアメリカンリーグばかりやるんやろ。
一方ナショナルリーグの途中経過です、、で終わらすんやろ、今年も。
この時期の昼間に野球を観れるんが、今の仕事をやってる最大の動機付け
なので(おい)、スカパー入れるなり、今後の対応を考えねばならない。
しかしそれは時間がかかるので。さしあたり、今、猛烈に観たい・聞きたい。
というわけで、ネットラジオコロラドの放送を見つけ、聴き入っている。
なかなかリスニングが難しいが。かくも必死で聴いてると、今日一日だけで
リスニング力が飛躍的に向上しちゃいそうだ。今、6回で5−5、
満身創痍のエースの力投、オールスターなみの継投、息詰まるシーソーゲーム。
いかん、通常業務が全くでけへんぞ。英語放送聴きながら仕事ができる域までは
まだまだか。とりあえず10分以内にそうできるようにならねばヤバい。