呪われしチケット。でも。。。

阪神タイガース、2003年9月29日、セリーグ制覇なる。
いやー。惜しい、実に惜しかった。わずか1日ズレータ(うわ)。
なんでも29日は、岡田監督の亡父様の誕生日であったとか。
今年元旦から、親父の誕生日に優勝すると願をかけられてたとか。
まあ、一軍の将の願いに、一介のファンの願いが勝つべくもない。
前回同様、職場で普通に教えている時、ひっそりその時を迎えた。
不思議なもんで、前回同様、あれだけ優勝の瞬間だの胴上げだのの
映像を後で刷り込まれると、自分もその場にいあわせたかのような
錯覚に陥る。だからまあ、これでよかったんかな、と。
しかしいろいろあった一週間だった。普段あまり動きのない日常だのに、
なんでこういう時に限ってなあ。まあ「阪神ばかり観てないで。。」
という天のお達しなのかもしれない。「元木(ピー)」とか言った
罰が当たったのかも知れない。でも観てしまうのが、鬼。
罰が当たるなら本人に当たればいいのに、なんで周りになあ。。
詳しくは書けないのすが、ともかく、28日は厳粛な気持ちで
神妙に観戦しましたです。あれもあり、これがあったにも関わらず(何)、
夜は甲子園で迎えた9月28日。元木に戦力外通告が下された。
レフトスタンドは、真黄色に染まってた。ほんの一塊の集団が
黄色の海の中でオレンジの旗を振っているのみ。「残党感」たっぷりの
象徴的な光景だった。強くなるとは悲しい事だ、と一瞬思った。
もうたまに一勝しただけで、「弱い巨人にまた勝った」と狂喜する事もない。
もう二度と「元木(ピー)」と言う事もできないのである。
いや。。。しかし。。。 「こんなこと言える身分になったんやな」
という感慨も確かにあるか。じゃああの頃に戻りたいか、と言えば。
そんなことは全然ない。
(関係者の皆様へ)
野球のことしか考えてへんわけでは決してありませんので。
その点はご斟酌(?)下さい。て、なんのこっちゃ。