サイクリング・イャッッホウ。

酔狂、と言ってしまえばそれまでであるが。
男子たるもの(いや女子でも)、いくつになっても探検心があるもの。
先日はそんな欲求を僅かばかり満たすべく「プチ探検」に出かけた。
近所を流れる安威川を果てしなく下ったらどうなるか(住所バレるやんけ)。
或いは下れるのか。これ以上素朴といったらない素朴な疑問だが。
解決する方法はただひとつ、自分でやってみるしかない。
前置きはこんくらいにして、とにかく愛車(ママチャリ)を駆り出発。
当初の目的は、川下ってメシ食べよう、という一見無意味なものだったが。
途中に様々な発見があり、非常に面白かった。中には、重い発見もあったが。
その中でも自分の中で大きかったものは三つある。
まずは、自分の町、自分のまわり、知っているようで全然知らないということ。
ここからここに繋がってる。ここにこんな場所がある。またこんな生活がある。
家と会社、学校の往復では決してわからない、有機物としての人間の動きがある。
自分を見失いがちな現代人も、そいうの見たら考え変わるやろけどな。
次に、川に沿って自転車で行くというのは、予想以上に困難であったということ。
川を船で下っていた昔ならいざ知らず、今、川は人の流れに完全に逆らってる。
道路橋で川原がすぐ切れ、迂回。川原が続いたと思ったら、沿道は凄い車。
人が自転車で通るとかいう想定が全くないわな。景色とかいい感じなのに。
正直命の危険を感じた場所もいくつかあった。結局日本は車はじめ強者の社会で、
強者の論理が絶対なんや。しゃあないんかもしれんけど、それで子供増やせとか、
説得力ないわな、と改めて痛感。これでは危なくてひと時も目離されへんで。
三つ目は蛇足だが。自分が「男」であることを痛感した。いやあ。まあその。
ヨメはなんともなかったらしいが、自分は、長時間「当たって」いたのがキイたか。
いやまあそのなんつうか。。。。 ええい。男ならズバリ言うわよ。
ち○ちんが痺れて往生しましたとさ。どこで聞いたんかは忘れたけど、噂によると、
プロのサイクリストには、男性系の病気に悩む人や、ゲイの人が多いとか。
まさか、とは思うけど。この「痺れ」を体感した今では、妙に納得。
残念ながら、安威川神崎川に合流していて、待望の海には出られなかった。
くそう、神崎川め。許さんぞ。俺の故郷の猪名川もやっつけておきつつ、今回も。
神崎川よ、お前は俺の人生の仇とみた。この恨み晴らさでおくべきか(どうやって)
機会があれば、今度は川上に遡って源流を目指そうかと。安威川を極めてやる、と。
しかし今度はちん○んは大丈夫なのだろうか。