情報経済と信用経済。

はぁ。
ガソリン入れるだけのつもりやったのに。はじめてのスタンドに行ったのが運のつき。
あれこれあれこれあれこれ指摘を受け,オシに弱いムは,あっさりと土俵際まで寄り切られ。
気付いてみれば四万円(!)も吹っ飛んでしまった。帰りの足取りは重かった(て車やけど)。
壊滅的なテストを持って帰らねばならなかった少年の日のように。どうしよう。怒られる。
メシ抜きだろうか。お尻ペンペンだろうか。よもや逆さ磔であろうか。いやまじでまじで。
オズオズ話す私に,いいやんか,保険と思たら,とヨメは笑顔で答えたが。目が笑ってない。ひえー。
具体的には,タイヤのバルブ交換と,ブレーキオイル&オートマオイルの交換をやっちまった
わけだけど。実物やら資料やらをとっかえひっかえ提示し,非常にゆゆしき事態であると,
事細かに説明してくださる店員さん。そう言われたらなんか不安やなあ。そして上手いのは最後に,
「替える替えられないはお任せします。まあ,すぐには問題ないかもしれません。
しかしタイヤなんかはいつかパンクします。それは数ヶ月後かも明日かもしれません。
そこをどうお考えになるかですが。」そんなん言われたら,やっぱ替えたくなるやんなあ。
保険保険。車は消耗品。安全は金で買うもの。いろいろ言って自分を納得させようとしている。
しかし釈然としないのは,情報をあちらが握っていて,こちらはそれを信用するしかないことだ。
その結果,あちらの言い値で値段が決まってしまう。あちらが良心的ならばそれでもいいのだが,
良心的でないならばそれは非常に危険な状態である。遠い昔に経済学で習ったネタのような気が。
今後の解決としては,情報を握る=自分で勉強し,きちんと管理するのがひとつ。
あるいは,信用を確実にする=信頼できる人に管理してもらうのがひとつだろうが。
今回の四万円は,必要経費であったのでないならば,今後への高い授業料と受け止めておく。
ここまで言っておいて,まだ釈然としないのは,ヨメはあんまりこういうことないのに,
なんか俺ばっかりいろいろ薦められている気がすることである。ガードががら空きに見えるんかな。
やはりどうも,ガンガン押して来る人とは,相性が悪いのであるよ。とほほ。