びっくらした。。。

昨夜の寝入りばなを襲われた。
ウーウーカンカンカンとけたたましくサイレンが鳴るので,なんやねんうるさいのう,と思いきや。
何台も何台も来た様子で,しかもうちの近くに止まった様子。ヨメが「あ,火事!」と叫ぶ。
丸橋忠称よろしく,寝巻きかつ丸腰(?)でテラスに出てみると。驚き。畑と道路を挟んだ100M程前方。
階下(うちは六階)の平屋建てから真っ赤な火柱が上がっている。そして隣のマンションをもまさに
おびやかそうとしている。警察・消防・救急,黄金のトライアングルが急行しつつあるが,
路駐車に阻まれ近づくのに苦労している様子。なんとかしたい,が,いったい何ができるのか。
うーん。なんか自分がさもしくて嫌なのだが,一番最初に考えたのは「うちに被害が及ぶか」だった。
間には畑と道路があり,建物は何も無い。まず炎症の可能性はゼロだろう。唯一危険があるとすれば,
煙が有毒のもので,それを吸い込む可能性である。うむ。これは中に入って窓を閉めるべきである。
で,すぐさまそうしたのであるが。その行為の瞬間から,我々は「俳優」から「観客」となった。
あとは「応援」するしかない。それは近隣を気遣う気持ちなのか,はたまた野次馬根性か。
すんでとところで双眼鏡を出すことだけは思いとどまった。しかし前にも書いたかも知らないが,
消防士のプロぶりにはほれぼれとする限りであった。(前には「爆発騒ぎ」があった)
ニュースが伝わってこないので被害の程は知らないが,とにかく住人の無事を祈るばかりだ。
うーん。あれは逃げ遅れていたらアウトだろう。今これを書いている今朝時点では,また警察屋さんが
いらっさり実況見分などをなさっている様子。あれだけ炎が上がっていながら外側は変わらぬ様子。
しかし中は黒コゲだ(肉眼で見てます!)。きっと「かまど」のような効果で火が強くなったのだろう。
耐火住宅もけっして安心は仕切れないということか。火の元にはほんまに注意せねば,と改めて思う。
そこは前から行きたいねえ,と行っていた民家風の居酒屋らしき場所だったので,残念なのとともに,
まさかこんなことになるなんて,と人の運命の無常に暗澹とする。それから。。。。
道交法を改正して路駐は死刑にせよ!と思うことしきりである。