高齢化野球。

先日オリックス・バファローズ（通称オリ近）と楽天イーグルスの間で，「分配ドラフト」が行われる。
「分配ドラフト」とは名ばかりで。ありゃあ体のいいリストラだよ。はっきり言って。
オリ近としてははじめからそれが狙いだったろうし，まあ合併てのは，そんなものだ。
楽天のメンバーを見てたら，なんか可哀想になってきた。これでどうやって闘うのだろうか。
これから新外国人とかドラフトとか，トレードとかで陣容は変わってくるとはいえ。百敗くらいしそう。
特に気付いたのは，選手の平均年齢の異様な高さである。具体的な数字を挙げると愕然たるもの。
金田36歳，川尻36歳，高村36歳，小池36歳，吉田豊39歳，吉岡34歳，大島38歳，星野35歳。。。
（年齢は来年時点）　結構ベテランぽい31歳磯部が「若手」の部類なのだから，状況は深刻だ。
やはりチームてのは，いろんな世代の人がいろいろ混ざり合ってはじめて成り立つものだ。
楽天の状況を端的に描写するならば，「波平ばっかりで『サザエさん』やるようなもの」と言おうか。
なんか，あんまり楽しくなさそうだ。。。
しかし仕方が無い。楽天には高齢化日本に対する強烈なアンチテーゼとして，頑張って欲しい。
勝つとか優勝とか，そんなんはハナから期待していない。オジサンたちがコテンパンにやられる姿に，
日本人は何かを感じるかもしれない。これでいいのか，と。或は皆，老人を大事にせねば，と気付き
年金の納付率がアップするかもしれない。そのうちワシもプレーしたい！と立ち上がる老人もいるかも。
日本，いや世界初の「年金受給者プレーヤー」の誕生も近いかも知れない。
はあ，こんな冗談言わなやってられんくらい，状況は深刻だよ。
男・清原よ。番長・清原よ。男なら，「ようし俺がひと肌脱いでやる」くらいの心意気を見せて欲しい。
監督がどうとか読売球団がどうとかモメてる場合や無いで。
楽天を助けたいのでクビにしてくれ，とか言うならもう一気に私はあなたにメロメロになるんすが。
このままやったらあなたはただのアホです。