I was there. / I am here.

日米野球を観に大阪ドームへ。えへ。誕生プレゼントだったのだ(>みなさんありがとう)
ヨメが多忙なのと,チケットが高杉(二階席にして一万円)なのとで,ム一人行ったのだが。
まあドーム広しと言えど一人でスコアつけてたオッサンはムだけだっただろう。むははは(笑うな)
隣の家族連れは怯えていた様子。「ねーねーあのおじちゃん何してるの」「しっ。邪魔しちゃダメ」と。
それにしても岩隈はよかったねえ。二階席まで気合いが伝わってきた。殆ど打たれる気がしなかった。
それに引き換え,ロジャー・クレメンスは悪かったねえ。幼少の頃から憧れていたピッチャーである。
昨日の先発は噂されていたので胸を高鳴らせ待っていたのであるが。あれ,こんなものか?て感じだ。
もう歳だからか,或は一昨日の晩,博多で飲みすぎたのか。明らかに体がキレていなかった。
まあ,岩隈との比較の問題かもしれないが。それほど,つまりロジャーが霞むほど岩隈はよかった。
近鉄のユニフォーム姿は最後。しかと目に焼き付けさせてもらった。何処に行っても頑張って欲しい。
最後といえばロジャーも最後になるかも知れないんだね。「99%引退」と表明しているから。
しかしアメリカ人の場合「引退」はあてにならんから。マイケル・ジョーダンは言うを待たず。
それ以前に本人に「前科」があるからね。「日本の細腕投手が,オレの忘れかけていたものを
思い出させてくれたんだよ」とか言い出しそう。複雑だね。現役を続けてももらいたいけど,
昨日観たのが最後となると試合の意味が変わってくるし。野球ファンにとって,洋の東西を問わず,
"I was there."てのは一番の誇りの言葉であるのだ。
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帰りは大正にて,泡盛を手酌で一杯やった。(オヤジ化が加速度的に。。。)
大阪ドームの最寄駅,大正は人呼んで「琉球街」。大阪にいながら本場沖縄の味を楽しめる。
ゴーヤキムチをつつき,ソーキそばをすすりながら,遥か海の向こうに思いを寄せた。
不思議と,この街を支配しているのは異国情緒ではなく,「故郷の雰囲気」なのだ。
沖縄とは縁もゆかりもなかった私にして,これは実に不思議なのだが。
自分の中に含まれているかもしれない,海洋民族としてのDNAがなせる業か。
あるいは,店主や,この味を求めて集まる人の思いに感化されたからか。あるいは。。
あそこがあって,ここがある。今はここでもうちょっとだけ頑張ってみようか。みたいな。
すんません。文章的にドツボにはまってる感じですが,どうやってまとめるんでしょうか。
。。。 おおそうか。やっぱ"I was there"なんだね! と,ひとり納得し,ドロン。