本日付某紙に,「花咲爺さん,犬の名前はどっち,ポチ?シロ?」という記事があった。

そういえば。。とハタと困った一方,それ以前にこの「花咲爺さん」。どんな話だったけ,と悩んだ。
「大判小判がざっくざく」「ここ掘れワンワン」「花咲じじい,枯れ木に花を咲かせましょう」
そういう断片的場面は思い出せるのだけれど,それぞれの場面設定とか連関とか,詳細は思い出せない。
如何に記憶がいい加減かを痛感させられる。ヨメ曰く「桜の木を意地悪爺さんが切るんだよね」*1だと。
ちょっと待って。木を切ってモチツキするんだっただろ。じゃあ切ったのは正直爺さんじゃない。
なんでじゃあきれいな桜の木を切ろうとするの。モチついたのは犬がモチ好きだったからだ。
犬のくせにモチ好きなんかあ,変なの。と話は膨らむ。果ては川からポチは流れてくるんだよね*2とか
何やら怪しげな論も飛び交い。謎は謎を呼び,とどまるところを知らず。
他にも。「カチカチ山」ってなんでカチカチ山なんだったっけということは思い出すのに苦労した。
「鴨とり権兵衛」は最後のぱぁっと華々しく飛ぶところだけは思い出せるが,それに至るプロセスが全く。
「金太郎」に至っては。熊と相撲とるんだろ。何のために?そしてオチは?とほとんど漆黒の闇である。
ガキでも作って全集を買えば悩みも解決すんだろうけど。川に洗濯にでも行こうか(違)。
いや。最近の全集買っても,微妙に話が替えれらているかもしれないし,正確なところはわからんかな。
もし自分のガキができたら,「正しい話」を伝えようと思う。意地悪爺さんは打ち首になりました。
たぬきはお婆さんをお婆さん汁にしました。たぬきはドロ舟で沈み,溺れて死にました。
お爺さんとお婆さんは桃を食べて若返り,何十年ぶりかで(以下自粛)
いやはや。すごいガキに育ちそうだ。幼稚園の先生に嫌われそう。
しかし少なくとも,剃刀でノドを引っかくと人は死ぬ,ということは知っているガキにはなろうが,
1 本当は正直爺さんが柳の木を切ってウスを作るのです。
2 本当です。