「一番いい人間」という意味では決してない。

昨日ポルノのベストを買った。て,略すとなんかすごい。
ついでながら言ってしまうと私は五輪の女子マラソンを見る一方,裏でケーブルでやってたある映画を観。
きわどいシーンに気を取られているスキに野口のスパートを見逃した。こっちを観ると野口が調子良い。
そういうジンクスと勝手に解釈し,ヌデレバの影がヒタヒタ寄るようになると細かくチャンネルを変えた。
野口が金メダルを取れたのは,私の祈りのお蔭だと言ってよい。て,なんでこんなこと思い出すのか。
えーと。ポルノのベスト。話を元に戻すと。
私のCDラックには,「ベスト」が溢れている。いやさ。9割方が「ベスト」と言って過言でない。
少し列挙してみると。ミスチル・サザン・B'zなど定番から。イエモン米米clubWANDSブルーハーツ
など懐かしいのや。渡辺美里チェッカーズ・ケンジ=サワダなどもっと懐かしいのや。
ビージーズイーグルスなど少し色気が出た時の(?)やら。何の脈絡もなく。いろいろだ。
ベスト。確かにその歌手・グループを「聴いたふり」をするには十分機能を果たすだろう。
しかし,それぞれのコアなファンにとっては邪道のひとことなのだろう。あれで○○を聴いたとか
言ってほしくないな,と。理解できることである。しかしベスト漁りがやめられないのは。。。
浅く広く手を出してはいるが。しかし何ひとつ深くは入り込んでいない。そんな私の人間性
よく表しているのではないだろうか。あと思うのはベストを出した時点でその歌手・グループは
それ自体が終わるのでないにしろ,ひとつの枠組みとしての時代を終えるのではないか,と。
つうことは,買うたびに私のひとつの時代も終わっているのだろう,と。
ベストの数だけ歳をとった,ということか。CDラックの中身をみると,歌は世につれ,ということを
痛感する。まさに万物流転。かわらないのは私の「ポルノ好き」だけである。おあとがよろしいようで。