「生涯一虎猫」

ついに、勢いで、十月の大阪マラソン(フル)にエントリーしてしまった。
今後、十一月の神戸もエントリーする予定。しかし双方とも倍率が高く。果たして…
ところでフルマラソンも初めてなら、エントリーも初めてで勝手がわからず。
というのは、これまでお世話になっていたRUNNETからのエントリーが今回はできず。
チャリティが義務、というのも面食らった。「賛同頂ける方にのみエントリーいただきます」と。
いや払いますよ。賛同しますよ。言われんでもやりますよ。でもなんか、違和感があるなあ…
虹の七色にそれぞれ、赤は生きる希望、オレンジは夢、水色はきれいな水、と題がふってあって、
そのうちの二つを選んでください、で一口500円で二口以上…てな感じなのだが。
どれもこれも大事やん。二つ選べいうのにまた違和感があるし。あとこれ、そんなことないだろが、
チャリティの額と当選確率の相関がまさかあったりするんでは、と勘繰ったりもしてしまったり。
いや、うそです。賛同します。当ててください。でも微妙よなあ…(まだ言うか)
もうひとつ微妙に感じている理由は。
実は500円出せばゼッケンにニックネームを入れてくれるのだ。全角5文字半角10文字入れられる。
なんか気の利いたメッセージを胸に走りたいなあ、と何故か思ってしまって。いろいろ考えた。
最初、「Amor Eterno」と考えたがはみ出てしまった。次に「Para Amor」と思いついて、ぐぐったら、
なんか変な感じだった。そいう、中途半端な横文字は真の意味がほんま恥ずかしかったりするもの。
ならば、と頭を悩ませた末、なんかめんどくさくなってきて。やっぱ猫を前面に出すかなあ、と。
「虎猫まみれ」を大々的に宣伝して走るのも一興だったが。やはりオリジナリティ(?)が欲しい。
で、かの野村克也氏の言葉でもある、「生涯一捕手」。或いは水島新司氏の「生涯一ピラニア」に倣い。
「生涯一虎猫」として、申し込んだ。生涯、虎猫愛好者として生きたい、というメッセージだったが。
申し込んでから、これはどうもそうは読まれないよなあ。一生一匹の虎猫を愛す、ととられるなあと。
うちの子は二匹だし、うち一匹は虎猫かどうか定義に迷うところだし… 
つうか、それ以前に、意味不明で格好悪いではないか。と冷静に返った。うん。変更しよ、と(当然だ)。
が、変更できない! おおそうか!
というわけで、大阪マラソン。当選しては欲しいが、もしかして当選すると。
「生涯一虎猫」を胸に42キロ走らねばならない。これ、何の罰ゲームですか?
それこそ、たまに外国人が着ている、意味不明な漢字Tシャツみたいやんな。
もしかして神戸とダブル当選したら、神戸にするかなあ…
しかし、こんな理由だとは、恥ずかしいなあ…