Road to 英検一級「リターン・マッチ」。

最近更新が滞りすみませんでした。表題の理由です、はい。
性懲りもなく、またやっております。非常に諦めの悪いことですわ。
今回は一次試験からやりなおしであり、文字通りの仕切り直しとなった形。
といって、ホンマに尻に火がつき始めたのはここ一週間のことで。
「あんたはいっつも一週間前まで何もしない」、とヨメにも呆れられる始末。
やはり一週間でできることなどタカが知れており、過去問(おもに筆記)をやりつつ
読解のカンを取り戻したのと、ボロボロの一級単語集を一年半ぶりに引っ張り出して、
苦労しつつボキャを思い出すくらいであった。思えば前回は爆発的に英作が出来たおかげで
一次に受かったようなものであり、その油断もあって、英作には過信があった(こら)。
苦手のリスニングは、いつもながらほとんど手つかず。出勤時にスキットを聞き流すくらいで。
週半ばに模試がてら、一次免除のため受けなかった、今年度の第一回を時間計ってやってみた。
自己採点の結果は「英作に爆発的に点くれれば受かるかな」だった。前と同じやないかい!!
そこからは異様に焦りだし、ボキャに力を入れる一方、小手先で点数を、特にリスニングを、
伸ばす方法をネット等で漁るなど、現実逃避的かつ泥縄的に貴重な時間を過ごしてしまった。
そして昨日の本番を迎えた。一年半ぶりの一次試験は、懐かしくもおぞましい感覚であった。
「出戻り」の自分は既に前科何犯の貫録というか、変な落ち着きがあって、自分ながらヤだった。
めっさ緊張してる人とか、「自由席ですか?」と周りに聞いてる人とかを見て、ほう新入りかい…、
初々しいなあ…、これが彼らにとって最初で最後の試練だといいなー、とぼーっと考えていた。
と、人のことを心配しているバヤイではないのだよ。
百分の筆記試験がスタート。皆がおそらく一問目の語彙のマーク問題から取り掛かるのをよそに、
徐に英作用紙を取り出し、後ろから始める。迷ったが、前回合格時の方法を踏襲した。
自分には比較的書きやすいテーマだって、「きたっ」と舞い上がり、手が震え始める。落ち着け。
鼓動を抑えつつ何とか書き終え、語彙問題に戻る。語彙もあれだけやった甲斐あり、まずまず。
ここまでで40分。いわゆるハウツー本には、英作と語彙を35分で終わらせ、[2]に15分、あとは
長文ひとつにつき15分ずつ(×3)、残った5分でリスニングの選択肢を先に読め、とあった。
これ見たときは、そんなんできっかよ!と思ったが。5分のビハインドは自分的には頑張った方。
その後、本の指示通りの15分ラップを守り、なんとか1分前に終了。1分でリスニングをパラ見。
ここまでは、盤石の投手リレーというところか。ただ、抑え投手不在の我が軍はここからが苦しい。
ミセリか、ドミンゴか、ポートか、いうくらいの炎上ぶりやからのう…(オタク)
問題のリスニングに突入。いつもは、途中でダダ崩れになった後、どうでもいいけんね状態に陥り、
「自動マークシート記入機」と化す自分である。これはリスニングが極度に苦手なのもそうだし、
脳内の糖分が不足してしまうこともある。前に落ちた時は、試験前にラーメン食って、いつもの習慣で、
免罪符的に「黒烏龍茶」を飲んでしまい、そのせいか、後半に思考力がゼロに陥ってしまったものだ。
その反省から、今回はハンバーガー2つにコーラとポテトもつけて、「糖ローディング」をしていた。
そのおかげか、集中が切れることは比較的なかったが、それでも、聞こえないのは一緒である(おい)
しかし、これもハウツーのおかげで、何とか頑張れた気がする。2つの重大なことを教えてくれてた。
それは「わからないのはあきらめろ」(笑)と「後半の方が簡単で配点も高いのでチャンス」と、だ。
そんなこんなで、試験終了。100パーセントの満足ではないが、何とか戦えた、という印象。
ところが、解答用紙提出時、英作の一文めに大ミスを発見。複数主語やのに思い切りwasと書いとった。
直そうかな、と思うもそれも出来るはずもなく。とほほ。喜びも中くらいに半減し、家路についた。
本日、解答が公開され、さっそく自己採点。結果は、まずまずというところだった。
特にリスニングは、カンだったところもズバズバあたり、怖いほどだった。運の使い方を間違ってる。
参考までに、前回合格時の点も合わせて、ここに記す。このことにより、一部恥ずかしい事実が
ばれてしまうが、それも一興。(注、前回分は公式結果、今回分は自己採点結果です。)
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(前回=2011年第1回<6月>)ボキャ20/25、読解19/26、リス16/34、英作24/28、総合79/113、合格点79
(今回=2012年第2回<10月>)ボキャ23/25、読解26/26、リス24/34、英作?/28、総合73+α/113、合格点?
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英作が二ケタ点あったら、たぶん合格すると思う。ただ、英作のあそこもここも間違ってたなあ、と
今にして一杯思い出せるし、どうだろうか。正直、フタを開けてみないとわからないというところか。
あと、痛恨のマークミスてのもあるだろうし。しかしやはり、二次の勉強は始めるべきなんやろかな。
合格不合格はともかく、ホンマにゆっくりゆっくりやけど、着実に向上はしてるというのがわかった。
それは素直にうれしい。これを励みに、またやっていきたいと思う。