『孔子の教え』。

孔子の教え [DVD]

孔子の教え [DVD]

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先日時間があいたので、いつもの近所の映画館へ。
はやぶさ・遥かなる帰還』と、どっちにしようか迷った末、こちらを選択。
はやぶさ…』の方は、大体知っている話で、観たら自分はボロ泣きするだろうことは
分かり切っている。ここは「古きを温ねて新しきを知る」で行こう。そこにはさぞかし
ためになる、見も知らない「教え」があるに違いない、と決心に至った。
結果は。確かに「教え」はそこにあった。ただ少し自分には高尚過ぎたようだ。
言い訳すると、疲れがたまっていたのであろうが、眠りの世界に誘われてしまった。
いくらいい教えでも、寝ていたのでは何もならない。いやはや、それこそ
くさった木には彫刻できない、うんこの壁は塗っても無駄、と言われても仕方ない。
恥ずかしい限り。
本作では、孔子の「教え」もそうなのだが、孔子が前半生を生きた権謀術数の世界が
克明に描かれている(ような)のだが、その肝心なところを寝てしまったので、
全然話が分からなくなった。故に、なんとか起きて見た後半は、ただひたすら、
なんやしらん、わけもわからん苦労がえんえんと続き、その中で、えんえんと
説教をたれてはる、という風にしか映らなかった。最後のとこも、その苦労のわけが
わかっておれば、それなりの感動があったのだろうが、自分はそれがわからないので、
よかったな、おおそうか、で終わってしまった。自業自得とは言え、残念でならない。
さはいえ、見所もあった。合戦のシーンのスペクタクル、「傾国の美女」の妖艶な魅力。
そして師弟愛。つうか、言うてる間に止めたれよ、とも思ったが。
今回は、しっかり観てませんので、わからない部分も多く。ネタバレ感想もくそもないです。
こんな中途半端なレビュー書くなよ、というお叱りは承知で、敢えて書かせて頂きました。
これを知るをこれを知ると為し、知らざるを知らずと為せ。是れ知るなり。
今タイムリーなキーワードではありますが(苦笑)。