人間いろいろ、反応いろいろ。

これはヨメがタクシーの運ちゃんから聞いた話だとか。
蛇足ながら、ヨメはこの運ちゃんと、「ゴーグル宮内」の如き
イデタチで応対していることを付け加えておく。ほんま蛇足。
タクシーの運ちゃんがラジオで聞いた実話について、である。
ある駅前のサンパツ屋さん。店前に毎日毎日毎日、自転車を大量に
放置されるのにホトホト困り、業を煮やしていらしたのだとか。
そして店主は一計を案じた。自転車を置く人に見えるように店前に
あるハリガミをした。すると、うそのように放置自転車がなくなった、と。
そのハリガミには、いったい何と書いてあったか。どうでしょう?
運ちゃんは今まで、300人くらいのお客さんにこれを聞いてきて、
ノーヒントで答えられたのはたったひとり。ヒントを聞いて答えに至った人は
7人だったということだ。そう聞くと俄然ムキになる、というものだ。
みなさんも是非考えてみてください。ちなみにムは8人目になれましたよ(偉そう)。





<ヒント>(反転させてください)
(1)ナゾナゾではありません。(2)役所や事務所や店で普通に見るハリガミです。





<こたえ>(反転させてください)
「御自由にお持ち帰り下さい」



どうでしたでしょうか。わかった方もわからなかった方も、楽しまれたのでは。
なんだろう、と考えることが脳を活性化させるということもありますし。
結果はどうあれ、有意義な時間を過ごされたことと思います。押し付けがましいですが。
ただ、運ちゃんによると、多くの人は「ああーー」と笑ってくれたらしいが、
中には、「それはどこのサンパツ屋ですか!ふざけてる!」と怒り出す人とか、
「それは、カクカクジカジカの罪になりますよ」とたしなめる法曹関係とおぼしき人とか、
そういう人々もいらっしったらしい。ちなみに、他の法曹関係の人に聞いたら、
「そんなん、全然罪じゃない」とおっしゃったらしいので。真相のほどはわからない。
これも個性の一環だろうし、人それぞれ、反応それぞれ、でいいのだろうけど。
怒り出すような人や、講釈垂れるような人とは、あまり友達になれなさそうだ。
先日の「幸福論」ともかぶるんだけど、こういうので、はははと笑える人のほうが、
幸せな人生を送っていそうだが、どだろ。と、俺も講釈たれんな、てか。